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【ウルトラマンティガ】のお絵描き。

全方位美人のティガ  heart01

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ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY

やっぱり(笑)。超古代人類と巨人の関係が本編と違うのが?。それより私としては、ダイゴとレナの関係が本編の繰り返しみたいで進展がないのが?。あれ以上どないせえゆうねんという気もしますが。でも、結局ダイゴがレナに何も話さずに戦いに行っちゃうってのはなあ。

その点以外は、絵がきれいで、迫力満点で、物語としてもまとまっていたし、楽しかった。なんといってもティガの感動の美しさ!悪のウルトラマンたちもワルそうなのにカッコイイ!でも、超古代文明がなぜ滅びたかより、ティガとユザレとカミーラとレナの四角関係?が気になってしまう。まじめそうな顔してティガってなにげに罪つくりな男だったんだわ(違)。

いや冗談はさておき。女のウルトラマンなんてイロモノかキワモノと思われているのかもしれませんが、私はカミーラのおかげで感情移入できたと思います。なんといってもカミーラは(ティガには及ばないものの)綺麗な姿をしています。こう言ってはなんですが、私にとっては、本家光の国の女性たちより納得できる容姿でした。ま、時代が違いますからね。

だいたい、大の男が3人「裏切り者!」などと言ってティガに戦いを挑んだのではうっとおしいでしょう。闇の力に呑まれてしまった巨人なんて情けないと思われても仕方ないけれど、ティガに恋をして、それで心に迷いが生じて闇の力につけ込まれたと思えば私は納得できました。ま、記憶がないのをいいことに、いい人なダイゴを困らせる言い回しをしている可能性もあるとは思いますが・・・。

だから、あの妖怪変化のような怪獣になってしまうのはカンベンしてほしかったなあ。いかな嫉妬に目がくらみ、数千年の愛憎を飼っていたと言っても、あれはちょっとなあ。いくらティガをべしべし引っぱたいたところで、ティガはガッツウイングをかばうばかりで、そんなことしたって自分が惨めになるだけだよーと勝手な声援?を送っていただけに、あーあーやっちまったよーな気分になりましたね。まあ絵的な迫力はスゴイんですけれどね。

結局、多くの巨人たちは人類に干渉せず、黙って去っていったのだけれど、中には人類と運命をともにしようとした少数のものもいて、その中には人を救う力を得ようとして光を得たものも、闇に呑まれたものもいたのだ、程度にしておけばそれなりに納得できたのにという気はします。(あの巨人たちが大量に出てくる戦闘シーンだけなかったことにすればね。)

そうすると、カミーラやヒュドラやダーラムが生粋の巨人族の選択として力を得ようとしたのか、なんらかの形で人間と意志を分かち合っていたのかというのが、私にはかなり気になるところです。人が力を欲して惑い、巨人が人を愛して迷うとすれば、その先はないのかということです。ヒュドラとダーラムに人格がもうちょっとあれば、推測が可能だったのではないかと思うのですが。ダイゴとレナをその答えとするには、この話はちょっと趣旨がずれているような気がします。

それは私が、ダイゴは巨人の力を得たけれど本来は人間だと思いたいためもあります。巨人や超古代人の遺伝子が、という設定は、解釈によってはダイゴもイルマも現代の人間に属さない部分で特別なのだという捉え方も出来てしまい、誰もが光になれるといってもらった後ではちょっとつらいなあと。レナになにも話さずに行ってしまうダイゴが人間より巨人の側に属するように見えてしまう。ま、この設定は本編でもでてきたのですが、気分的にはあまり納得できない部分なんですね。

ということで、見ている間は楽しかっただけに、これはやっぱり本編と無理につなげようとしないで、単独で楽しんだほうがいいのかなあと、理屈より迫力を選択したのかなあと、それは賢い?選択かもしれないなあと、思った次第でした。

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【ウルトラマンティガ】 49~52話 感想

一話ずつおちついて見るつもりが、さいごの3話一気に見てしまった。途中でやめられないですよコレは。
なんというか、ここに自分ごときが何を付け加えることがあるだろうかと思いましたが、それでは3行で終わっちゃうので、以下はごたくたなにゆうてるねんと笑ってくだされば。

49. ウルトラの星
これはある意味ティガのメイキングなのかな。怒涛のクライマックスの前に、言っておきたかったのかもしれないなあ。

ティガには申し訳ないが、今回一番の萌えはエンディングの初代ウルトラマンだ!そりゃあ平成のウルトラマンは、姿もアクションもすばらしくきれいだけれども、腰が引けてようが、顔が怖かろうが、私はこの人が大好きだー!中身の古谷敏さんも大好きだー!!(爆)

最後の最後に、初代ウルトラマンの映像から、ティガじゃなくてGUTSの映像に戻ってくるのが良かった。GUTSのメンバーも子供の夢を作っている仲間なんだと言ってるようで。夢の続きで、志の続きなんだと言ってるようで。それで、ダイゴの「もっと力が欲しい」というのも、物語のクライマックスに向けての言葉なんだけど、なんだかスタッフが、良い作品を作る力が欲しいと言ってるようで。

私も力が欲しい。おこがましいと思いつつ・・・。

50. もっと高く!
もう大迫力。また表現がやすけなくて申し訳ないですが、映画見てるみたい。ティガ最終章三部作、ダイゴとレナ編、TPC編、そして・・・。

始めレナがもの言いたげで言えない様子にどきどきしていたのですが、レナはほんとうにレナらしい。自分がティガについて行けるのでなければ言えない、と考えるのですねえ。ダイゴが一人で戦わなければならないのは、自分に力がないせいなのが悔しいと思うのですね。自分が知っていることがかえってダイゴの重荷になるのが嫌なのですね。だから「私、今後ろ見えない。だから、いいよ」と。置いていかれると思っていたレナのスノーホワイトを胸に抱いて飛ぶティガは最高にかっこいいですよー。

ダイゴの方はそれどころじゃない気分にもかかわらず、レナに気を遣って「ぼくなにかした」とか言ってるのがいいですね。51話でイルマに「勝ち目のない相手に向かっていく義務なんてない」といわれたときに「勝ち目がないなんてわからない」と答えるのも、運命を変えようとする覚悟の表現であるわけですが、やってみたら意外に何とかなるんじゃない?と、どこかで思ってるように見えるところがダイゴのすごいところです。のんきなのはダイゴじゃなくて私なんですけどね。

ゾイガーを落としたティガとレナが降下するモンゴルの草原。ここは最初にゴルザが現れたあの場所。すべてが始まったあの場所に二人は戻ってきたのです。草原に佇む二人はもう何があっても心の離れることはないのだと思います。そして、ティガにもGUTSにも何があっても(たとえ悲劇があっても)大丈夫という気持ちになります。この話がなかったら、人類の終焉のようなラスト2回はきっと怖いだろうな・・・。

エンディングで、ダイゴとレナの出演シーンが流れるのですが、初めの頃のレナって少年みたい。39話とか今回とかのレナってやっぱりすごいいいんだなあ。

51. 暗黒の支配者
燃える都市の上を群れ飛ぶゾイガー、暗い海に嵐を起こすガタノゾーアがもうそれだけで鳥肌もの。TPC基地からの脱出劇も、緊迫感のなかで感動の科白が飛び交う。ダイゴの決意を知った以上「必ず勝って」と笑ってダイゴを送り出すイルマもすごいが、レナはさいごまで「行かないで」と言わなかったなあ。いやもう私の思いつくのってこんな科白ばっかりで・・・。

私が好きなのはイルマの科白で、ようやく基地を脱出したアートデッセイ号のなかでの総監との会話。「安全な場所にアートデッセイ号を降ろしたら、ドルファンを救出に行きます」というもの。その前後の会話からして、たぶん地上には安全な場所なんかもうないし、総監もイルマも最後かもしれないと覚悟を決めていると読み取れる。それでも、最後かもしれないからどうというのとは別に、自分たちの安全を確保したら次は救出、と冷静にいつもの手順を考えているところがいいです。

それにしてもティガは、ガタノゾーアの殻ばかり攻撃してないで、口のなかとか、殻の開口部(手足の生えている所)とか狙えばちょっとは効果あったかもしれないのにとか、また細かいことを・・・。だって52話でイルマとハヤテが殻の中を狙って撃つの見ちゃったんだもん・・・。

52. 輝けるものたちへ
本気で泣いちゃったよぉ。子供たちが大勢でティガと一緒に戦うシーン。夜中まで最終回見て、次の朝目が覚めて、泣いた。変だよぉ。

40年前にウルトラマンが光の国へ帰っていったとき、子供たちが夜空を見上げて「さようならウルトラマン」と手を振ったという伝説がある。たしかに私たちは、家の外へは出なかったものの、TVのまえで心の中で手を振った。こんなのは脚色された記憶だけれど、今までウルトラマンの記憶を、大好きな人との楽しい思い出のように心の底にしまいこんでいたのだから、大好きな人と別れるときは笑って手を振るのが正しいやり方なのだ。「さようならウルトラマン」と。
でもウルトラマンは帰ってきた。そしてこう言った。「君も光になれただろう。人は誰だって光になれるんだ」。ウルトラマンはもうどこへも行かない。みんなの中にいつもいる。

キリノマキオがここで登場するのはとにかく、マサキケイゴが善意の人だったというのはややいい人ばっかりな印象になるが、こんな事態に我を張るようなことは頭のいい人のすることではないのだろう。考えてみれば、TPCが創設された時点でもうティガの世界の人間たちは、私たちよりも賢明な人間たちなのだ。
私にとっては、なつかしい登場人物が大勢出てきて、アートデッセイ号やスノーホワイトまでこの時のためにあったんだと思えるような展開は、物語に出てきた多くの者たちがみな大切に扱われているようで、それがうれしかった。51話エンディングでは怪獣たちさえひとつひとつが大事にされているようで良かった。確かに、キリノやマサキやヤオ博士は「自分にしかできないこと」ができる人たちなのだけれど、そうでなくても、特別な才能がなくても、かならず「自分にできること」はなにかあるのだと、そういわれているような気がした。

滅亡の危機を乗り越えて「歴史の1ページ」を刻んだとしても、市井の人間はまた日常に戻っていくのだけれど、でも誰の心の中にも光はありつづけるのだ、きっと。

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【ウルトラマンティガ】 45~48話 感想

本巻の品下りポイントといえば、ギジェラに逆さ吊りにされるティガでしょうね。片足首で宙吊り、逆落とし。死ぬぞ(笑)。<笑うな。
この人はあまりえぐい攻められ方をしない人だと思っていた、と書いて気がついたのですが、あんまりいろいろ考えすぎて、格闘シーンの記憶がすでに薄れつつあるのでありました。困った困った。

45. 永遠の命
「古代の人類が滅亡したとき巨人は人類の選択に干渉しなかった。」「巨人は光である、ダイゴは光であり人である。」というユザレの言葉の意味がわかった。「ダイゴのDNAに刻まれた古代の記憶」にはちょっと面食らったが・・・。

大勢に影響ないが、少女テラのキャラクターに引きずられて、彼らの「人類がギジェラに翻弄されて(再び)滅亡の道を歩む事態」に対するスタンスがちょっとわかりづらかった。まあ最後のティガとの会話で推測はできる。たぶん彼らは長い間、巨人とはそういうもの、人類とはそういうもの、だと思っていたのだろう。私は情緒的な人間なので、理屈よりその理屈を当事者がどう考えるかのほうが気になるのだ。

ギジェラが麻薬のように人間の意志で逆らえない作用をするというのでなく、夜になると正気にもどるという設定で、あくまで人間に「選択」を迫る姿勢は厳しい。ティガは人間でもあるからティガの選択は人間の選択だというのは、ダイゴの希望的感想のようにも聴こえる。まあ、歴史は繰り返すと一言に言っても、その都度当事者が一度きりの選択をしてきたには違いない。ギジェラの夢の世界を退けた人類にも再び「最後にやってくる闇」が訪れるのだろうか。

46. いざ鎌倉!
こういう話好きですが、いまさらこれをどうしろと・・・(笑)

人情味あふれるほのぼのテイスト。のイメージにぴったりのはずの江ノ電たって、関西人にはいまいちピンとこないんですが (^_^;)。怪獣の「目」をカメラのフレームの外で支えて走ってる人が目に浮かびそう。ナメゴン登場かと思ってどきどきしちゃった。怪獣の鳴き声が出てきた時点でネタバレしてます。「怪獣はおかあさんに会いたがっているんだ」リーダー科白に照れてませんか。でも、江ノ電ささげもって飛ぶティガにうるうるしてしまう私。怪獣、おとうさんとも仲良くなっ!

「ダイゴはいつもティガに会えないね」いまさらなレナのツッコミはまるで、カイトとミズキの会話みたいで・・・。ティガかどうかはとにかく、敵前逃亡常習犯だってことはバレバレみたいじゃん。いやまったく困っちゃうなー(笑)。

47. 闇にさようなら
これはまた、ホリイさんの魅力満喫。いい役だなぁこのひと。お好み焼きデートが泣けるぜ。

「絶対あきらめない」という言葉が、ホリイ、ミチル、サヤカと伝わっていくのがすっごい良かった。多分ホリイが実践してる言葉だから伝わっていくんだけど、一方で、人間は信念を言葉として伝えていくことができるんだと思った。ホリイが一人で悩んでるときにダイゴがまあ言わずもがなと言えばそうもいえる言葉をかけるんだけど、ホントにこいつええ奴やなあと思う。多分、最後のところで人間は一人で悩まなければならないんだけど、でも話しかける人がいないといけない、一人だけで悩んではいけないんだとも思う。

最後にエボリュウが出てきたのには驚いたが、多分ホリイとサヤカの思いはリョウスケにも伝わったと言いたいのだろう。

結婚式のシーンでは感動で顔が笑っちゃって。よかったね、よかったね。ホリイは仕事熱心だからたぶんミチルはさみしいこともあると思うけど、ミチルはそんなんでめげないんだろうなあ、きっと。しかしTPCの礼服が似合わへんねえ、ホリイさんは(笑)。

48. 月からの逃亡者
おお、京本政樹さんかっこいいっ。この方が気取った役を演じると見ていて気恥ずかしいから、こういうちょっとバンカラの役の方がかっこよさアップすると個人的には思うが・・・。後ろ姿の腰が細い、とか、月基地の流行は長髪か、とか書くと顰蹙を買っちゃうよなあ、きっと。意外と照れ屋なのか、そうなのか(違)。

イルマは科学者の出身かと思っていたのでちょっと意外だった。ハヤテを「目標だった」というからには、なんだかイルマも強面だったようだが、今の心境に至るにはいろいろあったと言うことかな。多分深読みすれば、イルマに「まず心の敵を倒せ」というハヤテの科白は、無理に強くなる必要はない、イルマには荒事より考える方が向いてるよという意味だったのかもしれない。大雑把にくくってしまえば、ハヤテは自分を肯定し、イルマは自分に疑問を持つ、人だったのかもしれない。だとしたら、イルマがいまではムナカタをはじめGUTSメンバーのみんなに全幅の信頼を置かれる、信念があってなおかつ悩むことが出来る人になれたのは、この同期生のいいところを目標にした結果かもしれないね。

ハヤテのキャラクターにに引きずられてか、今回はティガまで戦うのに屈託がない。もっともこれは終始笑い声を上げている(ように聞こえる)、多分に愉快犯的なメンジュラのせいかも知れない。コイツの鳴き声はイイよぉ。

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【ウルトラマンティガ】 41~44話 感想

 41. 宇宙からの友
宇宙飛行士とシンジョウの友情もさることながら、彼らのにぎやかな勇ましいノリは、人間の英知を代表していることの誇りを表していて、決断力や使命感や、厳しい考え方の上にあるのだということ。4話に続いて宇宙飛行士の矜持を感じる話でした。
  
後半は囚われた人たちが「イルドに同化する」と唱和する場面が個人的に気持ち悪くて、訳がわからなくなってしまいました。「争いも苦痛もない世界が来るのならイルドに同化してもいい」という人たちが、そんなに世の中の辛酸をなめてきたようでもなく、野次馬のように見えるのも今ひとつですが、その点は、争いや苦痛のある世間に絶望したと言うよりは、関わることを避けている人たちが、苦悩しつつも現実と対峙する人たちと対比して描かれているとも考えられます。だから、この場面は、宇宙飛行士やシンジョウの行為を最初は冷笑していた人たちが「やっぱり人間でなくなるのはいやだ」と切実に思ったときに、自分たちも何かしようと思う場面、自分は孤立していると思っていた人たちがはじめて協力する場面、ではないかと思うのですが・・・。その表現にこれはちょっと・・・。というより妙な違和感があって拒絶反応をしてしまったというのが本音です。

その部分をどければ、さいごの「今度は一人で行くんだ」という言葉が心に残る、良い話だったんですけどね・・・。
 
42. 少女が消えた街
何を言いたいのかわかりにくい話でした。一言でいいからどうしてカレンが人間を滅ぼそうと考えるにいたったかの説明があれば・・・。あるいはカレンも強大な力があって志のない者の一人なのかもしれません。そしてヤズミはカレンが自分の空虚を満たそうとして自分やレナを傷つけても、そんなカレンをかわいそうに思うことができる人なのかもしれませんが。「きっとさびしかったんだ」と結ぶきれいな話にするのなら、カレンとヤズミがお互いどういう風に惹かれあっていたのかの描写がほしいですよね・・・。

せめてあのパソコンを積み上げたようなファイバスがバーチャル美少女的怪獣(どんなんや)であるとか、ヤズミに襲い掛かったようなCGロボット風であるとかなら、ゲームの世界と現実がごちゃごちゃになるという趣向も生きたように思うのですけれどね・・・。ま、ティガとの格闘がめちゃ難しくなってしまいますが・・・。せっかく面白い趣向だったのにちょっと残念かな。

43. 地の鮫
44. 影を継ぐもの
これはまた見応えありました。ゲオザークの迫力、イーヴィルティガの美しさ、熊本ロケの風景もきれいに映えて、深い物語を華やかに見せてくれます。

ティガのいわば影としてのイーヴィルティガの出現。ダイゴの科白では「間違った心を持ったまま光になったら」とありますが、思うにマサキにはティガの力を何に使うかと言う目的がなかったために、力に呑み込まれてしまったのでしょう。ホリイの反応を見るとマサキは昔からあまり人柄の良い人ではなかったようですが、彼には自分が人類を支配しようとか言うほどの悪い心はなかったように見えます。野心を持つこと自体は悪いことではないけれども、ティガの力を借りるようなことではない、あくまで人間同士の世間のなかでの話です。「ウルトラマンは人類を進化させるのが使命」などと言った時点で、主語が自分ではなくウルトラマン(それも彼の願望を反映した実態のない概念)に変わっていることに気づいていなかったのだと思います。
何のためにという意志のないままに力だけを欲したために、強大な力を得ても同じ場所で地団駄を踏むことしかできない。イーヴィルティガは外見が勇壮なだけに、その心の中がすかすかなのだと思うと哀れです。

ダイゴの「僕は特別な人間なんかじゃない。けど、僕は自分のできる事をする」、ホリイの「自分が判らん力に頼ってどないするねん」という科白は、言い回しどおり胸に響くような言葉でした。

この話ではイルマがすばらしく良かったです。ティガとイーヴィルティガの戦いを「人の心の争い」と感じること、命令に従わないダイゴを黙って許すこと、語弊のある表現ですが、男性の隊長がこれをやったら多分かなり違った印象になると思います。怪獣の出現を人の心に原因があるという考え方は、ある意味偏った考え方かもしれないが、真理の一端を垣間見ているのかもしれない。あるいはダイゴという人を信じることはできても、ダイゴの抱えている「得体の知れないもの」まで信じるということはイルマでなければなかなかできないのではないかと。

でもイルマの考え方がすべてではなく、「科学でわかる力とわからない力」というホリイや、「本物と偽者」と考えるシンジョウもいて、感情を表さずまさに「自分に今出来ることをする」ムナカタもいて、いろいろな考え方の人が一緒に戦っているのだ(多分人間の未来を勝ち取るために)という描かれ方がとてもよかったです。
レナも「あれはティガじゃない」「怪獣がなにか訴えかけている」と一番に気がつくあたり、時には浮き気味になることもあった感性がきっちりと話の要点にはまっていました。

ここからは、超趣味的な話ですのでご容赦。

お子様向けのお涙頂戴な演出と一部で言われていそうな気がする「いぬウルトラマン」のガーディが大好きです。ウルトラマンに飼犬がいるなんて話がツッコミネタじゃなくて琴線にふれるなんて変ですね。「ティガは宇宙人のウルトラマンじゃないと思っていた」などと書いてたくせに寝返ってますが、(笑)カプセル怪獣のことを連想してます。
カプセル怪獣はウルトラセブンの命令で健気に戦いますが、はたしてそれがセブンを愛して止まないからなのか、それとも厳然とした主従関係があって畏怖で従っているのか、はたまた主人に忠実に従うように生まれついているのか、と考えたことがあります。

メビウスに登場したミクラスを人工物の、メカミクラスのと罵倒したのは、この疑問に答えが出てしまうのが怖かったからに他なりません。あまえたで、使い手におだててもらって奮起して戦うようになるミクラス。それでも良いんですが、人間側から見ればマペットミクラスは、一分でリセットできる、兵器であり道具です。なぜコノミになつくのかという点も、(あくまで推測ですが)あまり納得できる理由ではありませんでした。逆に使い方によっては誰に使われてもそれなりに動く。そういう性格がウルトラセブンのミクラスに敷衍されるような気がして嫌だった。

動物を飼うウルトラマンがいるのだ、主人が間違ったことをしたら悲しんで、負けるのを承知で向かっていくようなそんな怪獣を飼っているのだ。というのはさきの疑問に対するある種の答であるように思いました。まあ趣味的な話です。

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【ウルトラマンティガ】 37~40話 感想

実相寺監督のエピソードがDVD一巻に2話もはいってるというので、期待と不安に(笑)胸は高鳴る・・・。監督も脚本もぜんぜん気にしてない私がこんなことを書くのだから、実相寺監督って「特別」なんですね。ちなみに私はウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンマックスでしか御作を見たことがありません m(_ _;)m。知らずに見たらどういう感想になるか一回やってみたい気がしますが、そりゃあはなから無理というものでしょう。果たして、わけわかんねーと書くか、ものっそいうがった見方をするか、考えずに酔えるか。

 37. 花
見ている間は通常とはちょっと違った意味で目を離せない状態でした。何が映るかわからん(笑)。ティガの格闘シーンは形式美が夜景に映えてダンスパフォーマンスみたいで堪能しました。見終わってみるとお話的には侵略宇宙人の一般的な話なので、映像の妖しさBGMの豪華さに比べて、お話が普通だなあという印象です。
それとですね・・・、マノン星人の顔が映ると、ヘンな顔だなあと思って夢から覚めてしまうんですよ・・・。

私としては、マックスの「胡蝶の夢」が掛け値なしに面白かったので、ちょっと物足りない気分でした。ティガでアレをやっちゃいけませんわね(笑)。
それとですね・・・、等身大のティガがイルマ隊長を抱っこするかと思って期待したのに、あっさり次のシーンになっちゃったんですよ・・・。

38. 蜃気楼の怪獣
ファルドンよりデスモンのほうがぜんぜんかっこいいやー。ティガと対決してほしかったなー。それはとにかく。

タツムラ参謀の調査はなんの役に立つんだかわからないんですよね。だいたい、この世ならざる巨大な怪獣が突然現れるからパニックになるのであって、うわさを聞いてどう行動するかとは関係ないような気がするんですけどね。
というわけで、参謀室に呼びつけられたのが私だったとしたら「参謀、その調査って意味ないような気がするんで、協力するのヤなんですけど」とか言っちまいそうで深刻な気分になれなかったんだな・・・。予算ないとか言ってしょぼいしなあ・・・。<あくまで冗談ですよ。
でもGUTSまで出動させてはあとあと露見したとき非常にマズイってことがこの人わからないんだろうかとは思うなあ・・・。

妙な感想ですが、GUTSのメンバーの信頼/不信と、タツムラの人を欺く調査と、幻影怪獣と、普通の人に普通にある「心の弱さ」が怪獣を呼ぶという話が一緒に出てくるとどこまでがどのはなしなのかわかりにくい。もっともこんな話がきっちり割り切れるのはたぶんに単純な演出であって、割り切れないほうが、なんというか、誠実な物語であるとは思います。GUTS隊員たちは意見が分かれてもそれでやたらに反目するようなことはなく、したがって仲直りのカタルシスもなく、イルマが情報操作に加担したことが不信感につながるわけではなく、だからまあそんな事情の時もあるわ、隊長の立場もわかるわといった感じの和解。そして人々もそんなに愚かではなく、でもたぶんに愚かなこともしてるんだけどね、というような。

「人々はそんなに愚かではない」のなら、では誰の弱さが怪獣を呼んでいるのかと考えてしまうのですが、話は話として、その状況をイルマがどう感じたかという話は話として、見たほうがいいかもしれません。あるいは、愚かでも信じたい、弱くても共に戦うというところにつながる話かとも思いますが、そこまでは言ってなかったような。

39. 拝啓ウルトラマン様
ウルトラマンと超能力者の対決という斬新な展開もさることながら、この話、ダイゴとレナの表情が良いんですよ。
ダイゴはまるで求道者のようにストイックで、レナは・・・なんというか、切ない表情をしますねえ・・・。ダイゴが秘密を抱えている様子がよほど気がかりなのか、任務をほったらかしてダイゴを探すようすはいつものレナじゃない。もう心配で心配で、いてもたってもいられないのだろうなあって感じするんですよね・・・。

ダイゴは変身したら正体をばらすと脅迫されていながら、レナを助けるために変身するとき、ぜんっぜんためらってないんですね。思うにダイゴの時よりティガの時の方が、自分に正直なんじゃないですかね、この人。
ダイゴ/ティガでも「正体を公表する」といわれたら困るんですねぇ。当然といえばそうですが、ばれたらばれたでどうにでもなるような気もしますが・・・。まあ、多分にばれ方にもよりますから・・・。

キリノに関して言えば、子供がいじめられる映像はどうにも居心地が悪くて入れ込めないのですが・・・。最後に、このひとは自分の超能力のために不遇だったにもかかわらず、明るい方をむいて生きようと思える人だったんだとほっとしました。それにしても「予知」と「テレパシー」という扱いにくい能力を背負って生きていくのはたいへんそうな気がします。ある意味彼は、自分の脅迫にもかかわらず変身するダイゴを見たかったのではないか、といったら彼の苦悩を軽く見過ぎかもしれませんが・・・。

40. 夢
37話よりこちらのほうが楽しめました。夢から現れた怪獣という人を食った設定で、それも宇宙線が原因で夢が実体化するというどこかで聞いたような話。寝起き頭のバクゴンもかわいいし。むっちゃヘタクソな怪獣の絵。まあしかしけったいな話ではあります。

登場人物が(豪華キャストにびっくりですが)クセのある人ばっかり。そればかりかGUTS隊員もみんなちょっとづつ変になってる。ガッツウイングだけがいつもどおりに飛んでることについ笑ってしまった私。

夢が実体化した怪獣と戦うためには自分も夢の中で変身すればいいのだと、ナイスな思いつきのダイゴがころっと寝てしまったところで、この話が好きになりました。怪獣になる夢。ウルトラマンになる夢。まったくもって放逸な眠りは若者の特権です。ダイゴの夢にでてくるイルマはあんな風にコワイのかな(笑)。

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【ウルトラマンティガ】 33~36話 感想

33. 吸血都市
吸血鬼ネタがここまで大人な話になるなんて。第5話のしぶいオノダ記者も再登場。ユキナへの切実な思い、ムナカタに協力を求める仕事のはやさ、かっこつけたりハッタリかましたりする余裕が同居しているのがオノダさんの魅力ですね。
オノダとユキナ、イルマとムナカタの、上司部下であり、同志であり、恋愛感情も(ちょっと?)ありの大人の関係が良いです。
吸血鬼の棲む闇を人間の心の闇と読み変えるのも、吸血鬼とは何者なのかというあたりに解釈を可能にした点でよかったと思います。なにもかもあからさまに説明をつけてしまうのでは、大人の世界は成り立たないでしょう。

欲を言えば、ちょっと大人っぽさに徹しきれてないのが残念。吸血鬼のメイクとコスチュームが少々笑いを誘うし、キュラノスはもろコウモリ怪獣だし・・・。ティガの首にぱっくり食いつく場面なんか、帰ってきたウルトラマンに噛み付くドラキュラス思い出して笑っちゃった。ホリイ「ティガに噛み付きよった」言わんでもわかるって。帰マンの伊吹隊長「血の代わりにエネルギーを吸ってるぞ」説明的すぎるって。この差は何?ここで笑いのツボにはまってしまい、勢いでユキナとイルマのキャットファイトも笑いのツボにはまってしまい・・・などと書いて品位を下げてしまっては・・・(自爆)。

34. 南の涯てまで
サワイ総監って偉い人だったんだ。日本人が国連事務総長に。その人が夢物語との揶揄にもめげず、軍備解体のために各国を説得して回るなんて。すごい人です。日本人の鑑です。またその「夢物語」を実現に結びつけたのが科学者のフォーラムの支持だっだなんて。それでこそ、空想特撮シリーズ、日本の怪獣映画が描き続けてきた立派な科学者の姿ではありませんか。いままでずいぶん癖のある科学者が登場しましたが、彼らはみな、自分たちの事情を抱えて多分文句もいっぱい言いながら、でも人類のためにはそれが一番いいことだから、と考えたに違いない。うそっぽくてもなんでも、この話はこうあるべきです。感涙です。

GUTSは人間同士の紛争解決には出動できないルールなのだそうで、宇宙人の陰謀だと証明してからでは手遅れになるというヨシオカ長官に対して、「出遅れたりせえへん」というホリイがむちゃくちゃかっこいいです。ヤズミがちゃんと証拠を見つけるし、シンジョウとレナも言外の作戦を察するし、GUTSはこういうとこびしっと決めますねえ。

サワイ総監とダイゴとイルマの出会いもわかって面白かったです。ダイゴって「不思議な青年」なんですね(笑)。サワイ総監にむかってお友達みたいに手を振るんですね。天真爛漫というか屈託がないというか。いつもは堅実で悩める人で、やや気が弱そうな印象なので、今回とかアートデッセイ号にやたらに感心してた時とか、元気なダイゴもいい。

デシモニアの得体の知れない造形も良かったです。ヨシオカ局長がいいとこ見せるのはいいけれど、デシモニアの子分はちょっと弱すぎるなあ・・・。

35. 眠りの乙女
また宇宙人らしい?宇宙人が出てきたものですね。この方を「眠りの乙女」と呼称するセンスは好き。だって女の子だもん(笑)。憑依されたレナが悪女っぽくなっちゃって。「なんで人類の味方、するかなぁ?」侵略宇宙人のよくある主張も語り口が変わるとこうも印象が違うのか・・・。ダイゴにしてみたらたまらんでしょうね。「怪獣にも生きる権利がある」「ティガはなぜ人間を助けてくれるのか」と問いかけていたレナの口から、この悪罵が発せられるんですから。

妖しさで運ぶストーリーは魅力的ですが、この宇宙人って「南の果てまで」の宇宙人と同一なんですよね?前回TPC幹部を狙う用意周到さと今回ダイゴをいたぶるのが楽しそうな様子がどうも同じ宇宙人の手口とは思えなくて・・・。あちこちで目撃されたUFOや宇宙人がデシモ人で、ながいこと人間を観察していたのだとしたら、作戦とは別の個人的な感情として、争いを繰り返すおろかな地球人をバカにしていたとしても無理のないことかもしれませんが・・・。

ティガの仲間が超古代文明の滅亡時に地球を去った(帰った)とかいう科白もでてきましたが、意外とその辺のいきさつに興味をそそられない。ダイゴがウルトラマンになるべく生まれてきた人であるという最初の説明が印象的だったんですね。宇宙人なのにどうして地球人のために戦ってくれるのか、という理由づけがウルトラマンには付いてまわるのですが、戦うのはダイゴの意志、ティガは地球古来の(超古代文明の?)力だと思ってたんですね。そうじゃないとすると、「みんなが好きだから戦う」というダイゴの理由はどうなるんだろう・・・。

36. 時空をこえた微笑
これはいい話でした。けっこうキツイ話が続いたので、はればれしました。ヤズミの優しいところがよくわかって。任務もきっちり果たす様子が描かれていて。

冒頭に少年のヤズミに声をかけるおばあさんを見てますから、多分ハッピーエンドだろうなと思いつつ、けっこうはらはらしつつ。最後にはヤズミと一緒に「よかったぁ」という気分になりました。なんかホリイが余計なこと言っただけのような気もしますが・・・。

ゲスト役の女性にきりっと系の人がおおかったので、今回の少女がほのぼの系なのも趣向が変わってよかったですね。多分事情がよくわかってないにもかかわらず、いつのまにかティガを応援している様子が可愛いです。突然異なる時代に来てしまってものすごく心細いときでも、礼儀正しくして、取り乱すまいとしている様子が、ほのぼの系に見えても大正生まれの女性なんだ、しっかりしてるなあと。たぶん、自分の時代に帰れた後は、大変な体験もたのしい思い出にできるぐらいのおおらかさもあったのではないかなあと。

帰れて本当によかった(涙)。

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【ウルトラマンティガ】 29~32話 感想

29. 青い夜の記憶
先ごろ「M78星雲から愛を込めて」を読み、この話がウルトラセブン「盗まれたウルトラアイ」へのオマージュだと書いてあったので、どうかなあ、と思いつつ見たのですが・・・。オマージュ云々とは関係なく良い話でした。

「青い影」もはじめどうかと思ったのですが良かったです。私には、特定の映像と感情を伴って想起される音楽が何曲かあり、この曲も当分の間、シンジョウとマヤの物思いに沈む表情と共に思い出す曲になるのだと思います。

ティガらしい抑えた演出で、扇情的な場面もなく、物足りないほど静かに進行する物語でしたが、
シンジョウがマヤの兄のふりをして別れを告げ、二人が抱き合い、「ああ、バレたな」と思ったとたんじわじわと涙が出てきました。

ロマンチックに過ぎるかもしれませんが、クルス・マヤが一人になっても生き続けられたのは、歌という表現手段を持っていたからではないか。彼女自身が「熱狂的なファン」の存在によってどのていど慰められるかと考えれば、期待薄としか言いようがない。でも、聴衆たちが彼女の心の歌を単に娯楽として消費していたのだとは思いたくない。不十分かもしれないが、あるいは自分の経験した感情への浅薄な読み替えによってかもしれないが、地球人も彼女の伝えたいことを感じ取ることができるのではないか。マヤの歌に聞き入るマユミの表情は表層的な感動ではないと思います。シンジョウが撃墜されたと聞いては胸がつぶれるほど心配するマユミにはマヤの気持ちが想像できるでしょう。

そして、シンジョウが「長い悲しい夢」とマヤの兄の心を表現したように、夢のようにかもしれないがマヤも地球人の心を感じているのだと思いたい。どう考えてもバレる芝居をしてまで、なんとかして力になりたいと思ったシンジョウの気持ちが伝わったから彼女は死ななかったのだ。そして彼女が一人で生きてゆこうと思うときに、利己的な理由かもしれないが彼女を愛している地球人たちが周りにいることが、いくらかでも彼女の支えになっているのだと思いたいです。

無理にウルトラセブンと比較する必要はないのですが、どちらかというと「盗まれたウルトラアイ」より「ダークゾーン」と似た余韻が残りました。滅びてしまった種族への悲しみ、そして多くの場合、人は一度絶望しても生き続けなければならないのだということ。そう考えれば、マヤに地球人との安易な共感を求めるよりは、マヤは彼女の種族の誇りをもって生き続けるのだと考えるほうが良いかもしれません。地球人には彼女らの気持ちを理解することも、有効な援助をすることもできないのかもしれません。

そんな地球人以外の何者でもなく、自分たちは何の役にも立たないのではないかと思いながら、なにかできることはないのかと考えるシンジョウとダイゴを私は好きです。

30. 怪獣動物園
動物を檻に閉じ込めて見世物にする動物園自体のありようを問われるようになった現在からみると仕方のないことですが、この話はなんだかいまいち。人間に害になるからと殺してしまうよりは、閉じ込めてしまうほうがよほどましな選択ではあります。それに、レナも怪獣を殺すことに疑問を呈した以上、具体案を模索するうちの一案として「怪獣動物園」を思いついたのでしょうが。それにしても怪獣は人間の手に余るから「怪」獣なのです。捕まえて檻に入れとくなんてどだい無理なような気がします。

ティガにそんな能力があるなら、毎回怪獣を小型化カワイイ化すればいいじゃないですか。「限界まで体力を消耗する」などとけちくさい言い訳をしないで。そりゃあ、怪獣を生かすためにティガに命を削れとは申しませんがね。今回は特別にレナのためにというのもなんだかなあ。

一番かわいがってる牛を一頭だけ避難もさせずにひっぱってうろうろしている飼育係の山本さんもなんか不自然だし。牛舎がつぶされてるのにハッピーエンドなんだから他の牛は避難させてるはずですよね。牛をかばって変身するティガというのもいまいち・・・。

こういう案も提示しておきたかったのかなと思いますが、なんだか妙な話。たのしい場面は多々あるのですが・・。

31. 襲われたGUTS基地
基地をのっとった人工生命体が兵器ではなく、宇宙人の作った環境改良の道具だというのがかなり怖かった。都合の悪いこと?には「データ不足で判断できない」と言いはなつのにぞくっと寒くなります。

しかし、人工生命に「本当の心があったら」と期待するよりは、ビザーモの設計がまずいことに学んだほうがいいのではないかという気がします。ビザーモを作った人はビザーモの行動を制御するしくみを作っておくか、活動に制限を設けておくべきだったのでは。何もかも自動化して人工生命に判断を任せてしまい、人間が楽をしようとするとこういうことになるのでは。あらかじめ制限を設けて知的生命体を作るというのも倫理的な問題はあるかもしれませんが、そもそも生きているだけで環境を変える生命を作り出すのですから、何の制御もなく野に放つのは危険すぎると思うのですが。

ホリイも環境問題を解決できるかもしれないと興奮するのはわかりますが、スロットから入り込んでパソコンを操作した時点でもっと警戒するべきでしょう。相手が協力すると確約したわけではないのだし、悪意はなくても自由にあちこちに入り込んで操作できるようでは事故になる可能性はあるのだし。善意悪意というよりはビザーモが自分以外の生物の都合をぜんぜん考えないところが問題なんだなあ。でもそれって人間もそうかなあ・・・。歴然と生命力に差がある生物の間で対等なコミュニケーションが成立するんだろうか・・・。

前回今回とレナのために戦っているようなティガですが、レナを救出するGUTS隊員を守ろうとビザーモの電撃に耐えるティガはかなりかっこいいです。ラスト近く携帯通信機に映るぬめぬめダイゴのサービスショット?はかなり笑えます。畳み掛けるような緊迫感のある話なので、最後にほっとするのはいいですね。

32. ゼルダポイントの攻防
シーラは怪獣になっても昔のままに目が青い。今回一番涙を誘われたポイントです。変。

怪獣になっても飼い主のことを思うシーラの物語には感動しました。失意の中でも「生きている限り必ず出来ることがある」という博士も立派です。ムナカタが「シーラの遺志」だからとガスを飲み込んだ怪獣を宇宙に牽引する決断にも泣きです。光になったシーラが少女をのせて飛び、寄り添うティガに(アニメみたいと思いつつも)涙しました。

でも、結局怪獣にゼルダガスを処分してもらったような気がしてやや情けない。各国の軍隊を解体したTPCは他にもいろいろな大量破壊兵器を抱え込んでいるのかもしれない。
なぜシーラがいまになって現れたのか。多分自分の死期を悟って最後の力を振り絞ったのだと思いますが、もしかしたら、博士の死の直前まで名誉挽回のチャンスを与えるために待っていたのではないかと考えてしまいます。
もしかしたら、ゼルダガスを無力化する超能力を会得するために洞窟で修行をしていたと言う可能性もありますが・・・。<ちょっと「無力化」は嘘っぽいですよね・・・。

怪獣は口が利けないということに改めて気が付きました。だから人間は「怪獣はなぜあらわれるのか」と考えるのでしょう。基本的にはウルトラマンもしゃべれないんですよね・・・。

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【ウルトラマンティガ】25~28話 感想

涙の出てくる話ようなが続きます。涙腺のゆるいほうじゃなかったと思うのですけどね。「泣いちゃった」ばかり書いているとグルメ番組の「おいし~い」ばかり言ってる感想みたいだし。思い出してうるうるしてると気の効いたことを考えられなくなるんですよね。そういえばグルメ番組でも「おいしい」以外の表現をしようとして、かえって伝わらない人いますよね。しょうがないのでどこで泣いちゃったかを書きましょう。ちなみに29話以降もかなり涙腺にきました。

25. 悪魔の審判
人々が集まってきて、車のヘッドライトや懐中電灯でティガを照らすシーン。
人間がウルトラマンに加勢するために必ずしも武器をかざす必要はないのだということ。メトロポリスの人々はイルマ(とGUTS)を信用しているのだということ。群衆の中に子供たちがたくさん混じっていて、それはウルトラマンを一番応援しているのは子供たちだからなんだけれども、おとうさんおかあさんも「危ないから行っちゃダメ」とか「あんたが行ってなんの役に立つの」とか言わないで一緒に走ってきちゃったんだなあと思うと、も、涙が・・・。
どこかで見たような「地獄の門」も「アダムの創造」になぞらえたティガも、めずらしくケレン味のある演出で面白かったです。イルマが「地獄の扉が開く」と詩的?な表現をするのに対し、シンジョウが「団体さんが来る」と散文的な表現をするのもなかなか(笑)。

ところで、ダイゴが女預言者に踏みつけられるシーン、「キャー!あの女長野くんのこと足蹴にしたわっ!許せないっ!」とかいう騒ぎにならなかったのでしょうか・・・。V6ファンの憎しみを吸収してさらに強大化するキリエロイド・・・てなことに(違)。ハイヒールで踏まれなくて良かったね、ダイゴ。

26. 虹の怪獣魔境
涙も中休みの回か、怪獣魔境もの?な話も、虹のゲートをくぐるとある種の異界だというのが趣向でした。虹が消えるまでに現世に戻らないと怪獣魔境から出られなくなってガイコツになってしまう・・・。
家族に疎外されていたおとうさん復権に狙い通り涙ぐんでしまう自分も面白いですね。私が子供の頃ならこの手の話は親と一緒に見たくないな。ウチの母きっと言いますよ「ウチはおとうさんをもっと頼りにしてるわよね」あのね、フォローに困るからやめてちょうだい、おかあさん。

こういうテイストだと不思議と遊んでいる(ようにしかみえない)怪獣とティガも楽しく見られますね。シルバゴンがめちゃ強いってのも納得させられてしまう(ガギが弱すぎか)。しかし、後からばかり怪獣をどつくティガは卑怯者ぽいぞ(笑)。

27. オビコを見た!
「昔の村が戻ってきたんじゃ!」オビコが鍋をたたいて踊る場面は涙なしには見られません。それまでがコミカルな運びなだけに一層オビコの悲しみが胸に迫ります。真面目に働く人間をからかったり、いたずらを仕掛けたりして困らせてきた妖怪たち。でも人間たちは「遊ぼう!」という声に耳をかさず、真面目にこつこつと、畑を作り、町を作り、とうとう世界を変えてしまった。それでも妖怪たちは昔から共に暮らした自然と人間のいるところでしか生きていけず、妖怪の方法でしか人間に話しかけることができない。
いまになってダイゴが初めて人間側から歩み寄ろうと試みても、もう自然も人間も昔には戻れないことがオビコにはわかっているのでしょう。できないとわかっていても「お前が安心して暮らせる土地を必ず見つける」と言ってしまうダイゴにも泣かされます。

いままで淡々と戦ってきた(ように感じていたのですが)ティガがはじめて感情を表し、このあとの話ではティガ/ダイゴはかなり連続した意識を持って戦うように見えてきます。その転機はたぶん28話だと思うのですが、その前の回でティガが日本の妖怪の死を悼むのが興味深いです。

28. うたかたの…
ヤズミってこういう役回りだったんですね、なるほど(笑)。自走砲もヤズミも役に立たなくても動じないムナカタがかなりかっこいいです。さいごまで「なぜ現れたか」わからないままのジョバリエもいいです。

ダイゴ/ティガが「みんなが好きだから、守りたいから」戦うのだ言ったとたんに涙。ダイゴはティガの力を得たことによって自分の考え方感じ方の変わらないひとなんですね・・・。「みんなが好きだから、守りたいから戦う」というのは結論ではなくて出発点なんですね。もしかこのさき考え方を変える必要に迫られても、この出発点を忘れない限り、ダイゴはティガになっても何になっても信頼できる人であり続けると思います。

GUTSの人たちは正直ですね。女性がまとまっていない問いを投げかける側で、男性が答えを見つけなければならない側というのが面白いです。自分のしっかりした考えを持とうとして、知らないうちに出発点のところを否定していたりすることはありがちなのではないでしょうか。レナやマユミの問いかけを「感情論」「まとまってない」「現実的でない」と切り捨てることは簡単ですが、彼女らはいまどうしろと言いたいのではなく、どういう手段をとるにしろ出発点のところを忘れないで欲しい、いま理想を実現できなくてもほんとうにこれが最良の方法かと疑問を持ち続けてほしいと言いたいのではないかと思いました。

「お兄ちゃんたちが戦うのをやめれば、神様も怪獣を出すのをやめるわ」というマユミのかなりキツイ科白にも、そんなふうに考えるに至った妹の気持ちを知っているから言い返せないシンジョウも、言葉に出さないけれど彼なりに悩んでいることをうかがわせます。

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【ウルトラマンティガ】21~24話 感想

(前回の続き)そういうわけで、あまり調べ物もせずに感想書いているため、へーきで間違ったことを書いてるかもしれません。すんません。2回目見たら恥じ入ってしまう様な気が。でも、今は早く次見たくて。反省する気あるんかい、まったく。

24. 行け! 怪獣探検隊
「大阪商人のけち!」関西人のウルトラの星ホリイセンセになんちゅうことゆうねんこのがきゃしばいたろか。失礼しました、ガラ悪い大阪人で。
決定的ないたずらをしでかすのが、まだものの道理のわかってないユカちゃんだっちゅうのがややずるいなあと思いますが、どっちみち子供のいたずらなんて、もののはずみで無茶するところがいいんですね。臆病な子供だった私もガメラシリーズ見たので?かなり無茶な子供に慣れてきました(笑)。

「たよりないGUTS隊員」ダイゴもいいですね。オトナの規範にはまらないものを切り捨てられない、あるいみいとおしく思ってしまう様子のダイゴはとてもいいです。青年らしい繊細さがよくでてると思います。子供相手に本気になるホリイもまた違った意味でいいですけど。

ツインテールみたいに頭が下にあるリトマルス。ガスの噴出口を足でふさぎながら頭をぼかすか殴るティガにオオウケでした。めっちゃ無理な体勢。いくら頭が下にあっても、頭を蹴るなんてことはウルトラマンにはできないわなあ。

21. 出番だデバン!
ラストシーンで泣いちゃったよう。座長さんいい味だしてるなー。
そりゃあ、あの座長さんに「もうそっとしていてやってくれよ!」なんてすごまれたら(違)それでも、とは誰も言い出せませんよ。生活力なさそうな座員たちを守って日々戦う座長さん。だからダイゴに手紙よこしたんですよ、ね?

暴徒に襲われて泣いちゃうデバンはきっと、いつも親切に大切にされてて、人間て優しいものだと思ってるんだろうな。いいなあ。
最初ありがちなデザインに見えたのに、にまーっと笑うので魅力倍増の魔神エノメナもいいですね。

22. 霧が来る
ホリイさんカッコイイ!の一言です(笑)。もちろん、最後まであきらめずにがんばるのがカッコイイのですが、どちらかというと、女の子の手を引っ張って走りながら、やたらに「あほっ」と悪態をつきながら、むやみに研究所の中を物色しながら、頭の中では「どうしたら事態を打開できるか」めまぐるしくあれこれ考えているんだろうな、と思ったりして楽しかったです。いかなホリイさんといえども、事態の全容がわからない状況では、とにかく根性でがんばるしかないんですねえ。
ホリイががんばってる間、川流れになってるダイゴもいいですね(笑)。
突然復活していいとこみせるシンジョウもいいですね(笑)。

23. 恐竜たちの星
ラストシーンで泣いちゃったよう。直前まで人間の姿のアダムとイブを面白がって見てたのに、恐竜人間の姿に戻ったアダムとイブに涙するわたしって爬虫類萌え?(違)
だから(笑)。「君は爆弾を埋め込まれあんな形に改造されてしまったウェポナイザーを可哀想と思わないのか。」そりゃあもう気の毒と思いました。恐竜人類たちは同じ種族をあんなふうに使って心が痛まないのかと。

もしかしたら智恵のあるものは、智恵を得たときに原罪を負うのかもしれない。ひとしく創造されたはずの智恵のないものたちを自分たちと区別し、見下すという罪を。だから恐竜人類を惑わす姿なき者たちの名は「蛇(ナーガ)」。
でも、この地球はもう楽園ではないのかもしれない。そして彼らの行く先に広がるのは荒野ではなく、人間もあこがれる大宇宙なのだから。自ら罪を悔いて故郷を去ってゆく恐竜人類たちの未来に光あれ。

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【ウルトラマンティガ】 17~20話 感想

ティガの感想、ほぼ初見で書いてます(2・3回見た話もあり)。あまりひとさまのレビューなども見ないで書いてるのですが、無謀なことをしているなあとやや反省。
1回見ただけでは理解できなかったことに後になって気が付く(汗)。2回目見るとまったく印象が変わる(焦)。
考えてみたら、自分が好きだと思っている初代やセブンは、再放送見て、友達といろいろ喋って、子供雑誌とかあまり買ってもらえなかったけど(笑)少ないけれど本読んで、その結果で決めた好き嫌いとか感想とかなんですね。自分はウルトラ好きだと思っていますが、一人で好きになったわけじゃないんですねえ・・・。
そもそもティガを見るきっかけが、ウルトラセブンファンの方何人かが「ティガはよかった」と仰っていたからで。そういう意味では、見る前から先入観あったかもしれませんが。
でも、ティガにはせっかく1~4話でとっても楽しい気分にしていただいたので、子供のときみたいに、何も知らずに次はどんな話かとわくわくして見るというのを一度やってみることにします。そういえば子供の頃から足りない知恵でツッコミ入れるのが楽しみでした。
それはそうと、隊長さん髪型変えましたね?

17. 赤と青の戦い
この話おばあちゃんが主役。いいなあ、美人できっぱりしてて、やさしくてキビシいおばあちゃん。うちのおばあちゃんになってください。(いい年をしてなんですかと叱られますね。。。)
おばあちゃん子?の宇宙人もステキ。登場いきなり足元がふらつく宇宙人。コタツでみかん食べる(食べてるのはホリイだけど)宇宙人。乱暴はいけませんよ!といわれてシュンとなる宇宙人。おばあちゃん担いで走る宇宙人。見た目ロボットみたいなのに性格かわいい。いいなあいいいなあ。
というわけで、ほのぼの満喫。
レドルとアボルバスがどうやって昼と夜を住み分けていたのかとか、光に当たったら溶けてしまうアボルバスが昼を支配してどうするのかとか、なんだかどっちでもいいやあ(笑)。

18. ゴルザの逆襲
避難所のシーンに妙に臨場感があって、ぼーっと座りこんでいる人とか、もそもそと炊き出し食ってる人とか。迫力の噴火シーンと合わせてなんだかスゴイリアルな話になるのかと思っていたら「GUTSの登場です!」のレポーターと共に一気にウルトラマンの世界へ。
おおっ、ピーパー登場だ!再登場ゴルザ超強力!ティガのパワータイプもこれだけあからさまに強いと胴体太いのも許せちゃう!(まだこだわってたんですね・・・)総出で野営のGUTSの面々もドリルビーム!も延々と格闘するティガとゴルザも、チカラ入っちゃいますー。
というわけで、迫力満喫。やっぱりゴルザかっこいいわ。
欲を言えばピーパーが重量軽そうに見えるのが(笑)。ティガとダイゴが黒焦げてないのが?。

19.20. GUTSよ宙(そら)へ・前後編
これねえ・・・。とてもスケールの大きい話だと思うのに、あまり伝わって来なかった・・・。なんだかもったいないなあ・・・。
マキシマオーバードライブとか、技術がある水準に達した文明を滅ぼしにやってくる機械島とか、素材そのものがコンピュータであるロボットとか、その背後にある超文明とか、想像は膨らみますし、描きようによっては壮大な話になったと思うのに、まとまりすぎてしまった感じがして。ティガがゴブニュに「負けた」のも(私には「負けた」ようには見えなかった)、地球の超古代文明をしっているティガでさえかなわない強大な敵を表現したかったのではないかと思うのですが・・・。
アートデッセイ号はとにかくかっこよかったです。ひさびさにメカ萌えです。でも、艦橋に5人しか乗ってなくて動くのは・・・。ロボットがわさわさ飛び交う中で格納庫全開にするのは・・・。波動砲みたいなマキシマ砲ってのは・・・。なんだかもったいないなあ・・・。隊員服のまま宇宙にでるダイゴも、よくある設定といえばそうですが、一人分なんだし宇宙服があったほうが渋くて良かったんではないかと・・・。
学者といえば人格者かマッドな人しかでてこないのかと思っていましたが、ティガでは学者にもいろんな事情があるようです。本音まるだし発言のヤオ、理想と現実のギャップに悩むリョウスケ、家族ほったらかしにしていたらしいエザキ、コメディアンのホリイ(笑)。「すごいものを作りたかった」に共感するホリイが良いですね。理屈わかってないのに、すげーなすげーなとか言ってるダイゴも良いですね。
それはそうと、隊長さんよほどヤズミをそばに置いときたいようですね?

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ウルトラマンティガ 13~16話 感想

ややテイスト変えました?ツッコミ入れやすくなりました?
ちなみに14話からオープニング主題歌バックの映像が代わりまして、こちらはほれぼれするかっこよさです。本編登場がまちどおしいメカたち。

13.人間採集
もしかしてこのサブタイトル「昆虫採集」のもじりですか?単純に面白がって見るのが正しい見方かも。いっそ縮小した人間を虫かごに閉じ込めたりしたらどうだろう・・・虫かごよりゴキ○リホイホイに似てるかも(嘘)。
夜道でことさらにアヤシイ動きをするレイビーク星人がまず面白すぎ。夜道を子供が一人歩きしていても宇宙人ぐらいしかあぶない人はいない平和な時代の話です。鳥から進化したなどとそれらしいことを言ってみても首から下がスーツではねえ・・・。等身大のティガと格闘する様子はまるでショッカーの戦闘員です。というより、怪獣王子の鳥人間みたいです(古)。怪獣相手ばかりではティガの格闘もスピード感に欠けるしというので、このアクションシーンは一種のサービスなんだろうなあ。追いつめられて巨大化するかと思いきや、円盤の屋根に乗るティガを振り落とそうとするレイビーク星人。あくまでアクション重視な演出が素敵ですー。

14. 放たれた標的
話自体は納得できる話ですが、宇宙人というより妖怪変化のようなムザン星人にややげんなり。たしかにあの動きを考えたこと自体はスゴイと思いますが。そもそも、人間(に似た知的生物)が娯楽で人間を狩るというシチュエーションの異様さが怖いのであって、妖怪変化が人間をいたぶろうがなにしようがあまり意外性がない気がします。もっとも人間が人間を狩るような話を子供に見せるのはよくないような気もしますが。
本音を言えば、ルシアが腹出しミニスカで登場した時点ですでにちょっとげんなりしました。しかし考えてみれば、ルシアがもうすこし私好みの容貌であったらいたく同情し義憤に駆られていたのかも知れず・・・。なんだか例によって品が下がってきたなあ・・・。テイク ミー ハイアー、ティガ!

15. 幻の疾走
マユミとタクマにこの話はかわいそう過ぎる。。。まだ若いのに。。。(泣)
やや拍子抜けしたのが、ホリイが人間の霊魂はプラズマという説があると説明した後の「そないな理屈なんてどないでもええか」。
「人間の霊魂はプラズマ」説は正直理解できませんが、タクマがマユミへの想いで姿を現したというのは美しい話でありすぎる。タクマはいくらマユミに会いたくても自分ひとりの想いだけではどうしようもなく、自分を殺した「ガゾートという現象」のためにここに現れたのだという、割り切れない状況のほうが、うまくいえませんが、タクマとマユミのせつなさが伝わってくるような気がするのです。だから、それは私からみれば、どないでもいい理屈ではないような気がします。もっとも、この部分がないと「人間の霊魂はプラズマ」説を全面的に採用する内容になるかもしれず、ないのも困るのですが・・・。

16. よみがえる鬼神
いいですねー。好きですねー。凝りまくったアングル。かみあわない会話。妙な性格描写。画面いっぱいに微妙な雰囲気が・・・。ダイゴと景竜と、盗賊三人組もいい味だしてますね。絶妙ですね。ただ困るのは私がこういう映像のどこがいいか表現する言葉を知らないということで(泣)。
自分には復活した宿那鬼を倒せないから後を頼むとダイゴに言い残してどこかへ消えてしまう無責任な景竜。考えてみたらこの人は、自分ができるからというので、何の義理もない人たちのための妖怪退治を生涯やっていたんだからなあ。一匹退治るたびに酒池肉林だった可能性もあるが(嘘)。飄々とした武者だけに最後に言い残す科白が効きますね。
欲を言えば宿那鬼がもろ妖怪っぽいのが残念だったかな。単に日本の「鬼」系統のデザインを見慣れていないだけかもしれないですが。富士山を背景に大鳥居を前景にたたかうティガと宿那鬼も奇妙でステキです。ティガが真剣白刃取りをいつやるかと期待して見ていた私。キメてくれましたー。

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ウルトラマンティガ 9~12話 感想

近所のジャスコのおもちゃ売場に立ち寄ったら、ゴルザとメルバとキリエロイドとガゾート売ってました。タイミング良すぎます。

メビウスはどこが気に入らないのか説明できなくて困ったが、ティガはどういうところをいいと思うのか表現できなくて困っています。ここにきて自分の知識のなさを思い知ったなどというと大仰でますます困ったものです。
4話でちょっと書きましたが、個人的にはティガの雰囲気は古典的なSFの雰囲気に似ていると思います。「特撮」をジャンルだと思っていなかった頃私はウルトラシリーズは「SF」だと思っていました。ティガは初代やセブンよりも「SF的」な雰囲気を良く出していると思います。たぶんわたしは堅実な物語のほかに、そういう部分に期待しているのだと思います。でも、好きだというだけでSFなんて数を読んでいないし、知識も少ないし、うろ覚えなので、ネタにできないのです。
物語の面から言うと、ティガは完成度は高いですが、昔のウルトラマンのようなあぶなさ(つまりツッコミどころ)がなく、のりまくってつまらないことを書き散らすことができません。それで困っているのです(笑)。

9.怪獣を待つ少女
見終わってやや物足りない気がした。なぜ、少女がなぜ地球にいて、なぜこのときまで待ち続けていたのか、とかそういういきさつがないのかなあと思ったのだ。
一夜あけると考えが変わっていた。少女の百年の孤独が伝わってきたのだ。待ち続けていた少女と、呼ばれればまっすぐにやって来る怪獣と、そして、偶然出会ったサキとダイゴの思い出と。それだけしかない。待ち続ける間に何人の人が彼女と出会い、おそらく人に語ることもなく、二度と思い出すこともなく、時が過ぎていったのだろう。
気がついてみれば私は「怪獣と少女の話」が大好きなのに、納得する話に出会ったことがないのだった。少女と怪獣の間にある事情が結局気に入らないのだ。そういうわけでこれはいい話だった。と、後になってしんみりと思う話だった。

ところでなんで急にシンジョウの妹が出てくるのかと思ったら、登場人物も真面目だが、作り手も真面目ならしく、ちゃんと伏線はって順を追って話が進行するものらしい。でもあの看護婦の制服は不真面目だぞー(喜)。

10.閉ざされた遊園地
弱虫だった男の子が怪獣から妹を守るために勇気を出す話といえば、子供向けのよくある話に見える。もっと徹底してお子様視点の話にしてもよかったと思うが、そういうわけにもいかないのだろうなあ。怪獣の注意を引こうと踊りまくるシンジョウまで子供っぽく見えやや気の毒。心根の優しい人だとはわかるが、いまいち見せ場のない人だなあ。ホリイは着実に成果を上げるのに・・・。まあ、いくら撃っても怪獣に効果がないのはシンジョウの責任ではないが・・・。
しかし、子供が主役の話にも、見えない壁とかそれを液体窒素で壊すとかの設定があるのはよかった。「あんな凶暴なのに繁殖されちゃたまらないわよ」のイルマの科白も隊長らしい視点があるようでよかった。なので、お子様にもすこしSFな部分に参加していただければ、ちょっと大人の世界を見ちゃった風な、でも子供は子供でがんばってるんだよ、な話であれば、もっとよかったかなあと思う。これはこれでいい話だと思うけれど。

11.闇へのレクイエム
「ゆっくり眠れよ。もう、誰とも競争せんでええんやぞ」の科白にじわじわ泣いちゃう私ってなんなんだろう。競争からも人から認められたいと思うことからも降りたはずなのに。
いいたいことはわかってるつもりなのだが、宇宙開発センターに研究職を得たのなら世間にも認められる仕事だし、そんなに一番じゃないとか負けたとかいうほどのこともないような気がしてしまい、怪獣化してまで何をしたかったのか、どうも共感できないのだ。エリートの考えることはわからない。この辺、なぜリョースケがエボリュウ細胞に手を出したのかのいきさつがもうすこしあればと思うが、あるいはある意味身につまされる部分があるのであまり深入りしたくないかもしれない。ホリイは、頭がよいうえに性格もよくていいなあ(体力もあるらしいし)、どこでこのちがいが生じるのだろうとか思ってしまい。本筋の話ができなくてすみません。
エボリュウは凶暴そうで可愛い(笑)。

12.深海からのSOS
ティガのサブタイトルは意味深なのがある。4話サヨナラ地球 6話セカンドコンタクト 7話地球に降りてきた男。物語の主題をサブタイにしているのか、物語にあわせて意味ありげな題をつけているのかわからないけれど。それなら深海からSOSを発しているのは、怪獣レイロンスなのだ。冒頭、レイロンスは核実験の放射線で変異した海の生物だと説明がある。彼もまた被害者なのだと。11話において人間の変異したエボリュウには攻撃をしなかったGUTSがレイロンスを攻撃することになんのためらいもないのはやや気になった。もっともティガの立場でいえば最後は殺さないで海に返したし、レイロンスがもとから怪獣ではないと思うから油断したのかも知れないから(笑)これでいいのかもしれない。怪獣に変貌しても人間は人間として尊重し、動物や魚にはあまり感情移入しないのが良識なのだろう。刺身食べたいしな。終始楽しそうなレイロンスとイルカとの交感で満足するべきなのであろう。

さて今回の見所、水着姿のレナ(笑)。イルカと泳いでいただいたりしたらもうかぶりつきになってたところだが、それは無理な要望というものだろう。ところでガゾートと意志を通じたホリイのコミュニケーションツールをイルカに使う研究をしてみるというのはどうかな。

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ウルトラマンティガ 5~8話 感想

ティガテイストにもやや慣れてきまして。
「バルタン星人はなぜ美しいか」にかなり感化されていた私は、ティガがいかほどに美しいかたいへん期待して見始めたのですが・・・パワータイプのティガは胴が太い・・・。ときどき腹回りがあまってるのが気になって気になって。そんなしょうもないところばっかり見てないで。

ところで、ヤズミは狙ったキャラではなかったようで、やっぱりその種の期待をしてはいけないようです。(じつはデート中もうんちく話ばかりするらしいことが判明。) その分といっては何ですが、GUTS隊員は派手さはありませんが、みなさんきっちりと仕事をしており、人となりもきっちり描かれており、安心して見られるような。いまのところダイゴが一番印象薄いような。なにせバレバレな変身をしているのにだーれも気が付いてくれないし。ダイゴの姿が見えなくてもぜんぜん気にしてくれてないし。


5. 怪獣が出てきた日
ちょっと怪しげな準主役のマスコミ関係者が、スクープ狙いなどではなく、地味でも物事の知られざる面を報道するまじめな記者さんだというラスト。無責任なTV放映との対照で描かれるのもなかなか面白かったです。副隊長さんはじめGUTSの堅実な仕事っぷりが良くわかる話で。それを洒落た演出で語るところがまた憎いですね。飲めないのにバーに通う副隊長さんいいですね。
でも、腐った怪獣に頭突っ込むティガが気の毒で気の毒で・・・。

6. セカンド・コンタクト
人間を呑んでしまった怪獣とでもコミュニケーションは可能かもしれない、と考えるホリイにまず敬意を表するべきかもしれません。人間とは異質の思考回路をもつ異生物とのコンタクトという主題を、ここまでわかりやすくしても描こうとした姿勢がすごいと思います。
個人的にはティガとガゾートの飛行シーン、遠景の都市の破壊シーンが一番の感動でした。まるで映画を見ているようなと言ったらボキャブラリの貧困さ(あるいは映像体験の貧困さ)を露呈してしまいますが、この話にこの風景を使うこと、そして狙い通りの?幻想的な空間に感服しました。共に食いあうクリッターのひしめく空と、共に食いあう人間のひしめく街と、その空隙を飛び交う怪獣と巨人。などと奇をてらった表現をしてみても到底この空間を表現できませんやね。

7. 地球に降りてきた男
仲間を思う心を忘れたとき開拓は侵略になる、という結びはやや趣旨とずれているような気がします。ありがちな展開にもかかわらずレナ父娘の関係が納得できる表現だったのに対して、宇宙人が結局ただの悪い奴に見えるのが残念です。
個人的にはレギュラン星人の妻子にあってみたかった気がします。悪質親父などとは思わず慕っていたのでしょう。危機的状況に陥って魔が差して悪い性癖が現れたので、平和に暮らしていればそれなりに良い親父だったのかもしれない。娘はもしかしたら美人だったかもしれない・・・(笑)。
おそらく家族を連れてくるのだからそもそもは開拓民のようなものだったのでは。侵略なぞはじめてしまったものだから家族を見殺しにする羽目に陥った、こうなった以上地球を侵略しおおせてしまえ。ふとした弾みで悪者に転落してしまったレギュラン星人の悲哀など感じられたらもっとよかったと思いますが、宇宙人があまり演技をするとうそっぽくなるような気もするし、ほのめかす程度のほうがよいのかもしれません。

8. ハロウィンの夜に
子供の夢を喰う話、子供が大勢消えてしまう話。あまりシリアスにやるとしゃれにならないような気がして、唐突なハロウィンの演出も必然性があるように思い、それより単純に楽しかったです。皆さん仮装似合い過ぎです。隊長もぜひご一緒に。魔女とキャラがかぶったりしてまずいかな(笑)。
どうせ大人になったらなくしてしまう夢。オトナは子供の夢を奪おうとする。どきっとするような科白が出てきます。子供っぽい夢を喰って生きているような大人というのもどうかとは思いますが。子供たちの夢が未来を作る、そんな夢をもった子供の日々が私にもあったのでしょうか。
ハロウィン、定着しませんでしたね。

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ウルトラマンティガ 1~4話 感想

ぜんぜんツッコミいれる気にならないにもかかわらず、この楽しさはなんなんだ!(笑)
CGが今に比べたらちゃちいですが、そんなこと言い出すのは野暮天ですよね。
このチャレンジ精神に拍手。毎回宙返りして飛び去っていくティガに拍手!

なんといっても、イルマ隊長のかっこよさは感動モノです。
やはり、女性が活躍するのは見ていて元気が出ます。個人的にはイルマ隊長はジェンウエイ艦長と同じぐらいかっこいいです。そのうち女に勤まるのかとかいう話も出てくるのかもしれませんが、隊員たちがみな隊長の立場を尊重しているらしいので安心してみていられます。もとGUTSが超常現象調査のための組織だという設定を生かせる隊長だと思います。もっとも、放映当時に見ていたら、イルマ隊長を好きだといえなかったかもしれません。

それからヤズミがどういう役柄なのか今後が気になります。通常、基地居残り要員に正規の隊員を置くなら職場の花的女の子でも置くのが定石ではないかと。そこに美少年?を持ってくるという、ちょっと狙った風な配置が面白いです。あるいはただの職場の花(笑)ではないのかもしれません。

それから、まだ4話ですが怪獣がみんないいです。
つうわけで感想です。ま、わたくしめの書くことですからたいした内容ではないです。

1. 光を継ぐもの
ウルトラマンとGUTSに関する説明の回なので、感動するほどのこともなく。それに古代超文明ネタは私の弱点なんです。個人的にはあまり引っ張らないでほしいです。あっでも、ゴルザとメルバが美しいのには感動しました。端正で品があると思います。
ウルトラマンになるべく生まれてきた人がいるというのは、画期的な設定だと思いますが、考えてみれば偶然を装ってもウルトラマンになる人は最初から決まっているというのが本当のところで、問題はそのあとどうするのかということなのでしょう。

2. 石の神話
「おれはティガなんかじゃない。こんなもの」
「なんだこれ。ダイゴ隊員のですか」
「返せ、おれのだ」
みじかい科白の中に、ダイゴの戸惑いと決意が表現されていてとてもよいですね。ティガの3タイプに関する分析を感心して聞いているダイゴもよいですね。ひとに説明してもらうと良くわかるなあとか考えながら聞いてるんですねきっと(笑)。

3. 悪魔の預言
この話でイルマさんに惚れました。「預言者」とは背後に神を背負う者。底知れない力を持つかもしれない相手に終始毅然とした態度なのがよいです。
キリエル人を「キリエルびと」と呼ぶのもよいです。単に人間以外の知的生物というだけでなく、キリエル人の背後にある世界の深さ、自分たちを人間を救済するものと位置づける彼らの特権意識を垣間見た様な気になります。ですので、最後にきりきりきり・・・とかいう声を発するのはできればやめていただきたかったのですが・・・。まあ、ある種の毒抜きかもしれませんね。

4. サ・ヨ・ナ・ラ地球
人間には理解できない宇宙の生命が宇宙船と乗組員ごと一体化してしまった。という宇宙怪獣の発生がSF的です。「この地球を我々が壊滅するような悲劇を起こさぬことを切に願うものである」というエザキ博士のメッセージに泣きます。災厄には最善を尽くし、家族を大切に思い、人類を守るために宇宙生物に立ち向かい、でも、肉体を失った魂は宇宙を目指して地球を去ってゆく。宇宙飛行士とはそういうもの。ブラッドベリかアジモフの短編を思い出すような話でした。

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