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カテゴリー「ウルトラQ」の記事

海底原人ラゴン

私の知っていたラゴンはウルトラマン「大爆発五秒前」のラゴンだった。
巨大な緑色の水棲人はあまり美しくなく知的にも見えず、どう見てもバクダンが主役で、どちらかというとゲテモノ怪獣に見えた。ウルトラQのラゴンは思索的な姿をしている。もっともこれはカラーよりモノクロに「芸術性」を感じるある種の思いこみのせいかもしれない。

この年になってウルトラQを見て初めて、イデ隊員の不思議な科白「あんなに音楽が好きだったのに」の意味がわかったのだが、人間が音楽を好むようにラゴンも音楽が好きなのだというよりは、音楽に知的な興味を引かれているように見えた。人の声を雑音のように嫌うラゴンは、音楽のなかから異なる文明が自分に語りかけるのを感じたのだ。海に棲む妖精ラゴンは波間に歌うように言葉を交わすのかもしれない。

一軒家に現れたラゴンと海岸に現れたラゴンは別人だったのではないかと私は勝手に思っている。ラジオを片手に危険を冒して崖に誘導したラゴンが次のシーンで海岸に再上陸したのでは、万城目さんが無駄骨折ったみたいと思ったのがよけいなことを考えついたそもそものきっかけである。彼らは別人で、男女で、彼らの子供を捜しに来たのだ。

ラゴンの子供が成人のミニチュアなのには笑ってしまったが、なにもラゴンの子供が人間の子供と同じように幼児体型であるとはかぎらない。高貴なる彼らは、あの姿で生まれ、あの姿で子をなし、あの姿のまま老いて死んでゆくのであろう。

ウルトラマンにてすでに怪獣化してしまったラゴンではあるが、願わくば海洋開発だの水質汚染だのが彼らの世界を脅かすことのないように。海深く彼らの生活が静謐のうちにありつづけますように。高貴なる彼らが二度と再び汚辱の地上に足を踏み入れずともよいように。

【ウルトラQ】の感想です

◆怖い話
「東京氷河期」
ペギラが東京に出現した理由は、
「南極があったまりすぎたんで北極に引っ越そうとして東京に途中下車」
この話では南極が温暖化したのは、南極でのウラン採掘競争のあげく
原子炉が爆発したためですが(それも怖いが)
あれから数えて40年、いまだ温暖化ガス排出基準でもめる人間たち。
ペギラが来るぞ。

「バルンガ」
バルンガも空に浮かんでいるだけでコワイですが
「あすのあさ晴れていたらまず太陽を見上げてください。」
もう二度と永遠に朝が来ないって可能性もあるな。

「ゴメスを倒せ」
ゴメスはとにかく、リトラがちゃちだと思って笑ってみてたら、
最後のナレーションで泣かされてしまいました。
何のために生まれてきたんだ。リトラ可哀想すぎます。

「あけてくれ」
この話だけ子供のときに見ました。私ね、この話のラストシーンは
「あけてくれ、ここからだしてくれ」と叫ぶ人だと記憶していたんですが、
実は「おれも連れてってくれ」と叫ぶ人だったんですね。
子供のころはさすがに、どこかここではないところへいってしまうのは怖い、
ここにこの世界にいたいと思っていたようですね。
今ですか。今はね・・・。

◆別の意味で怖い話
怖いといえばケムール人です。
あの四次元頭とつるつる細いからだのギャップがコワイです。
頭のてっぺんからなんか得体の知れない液体を吹くのがブキミです。
最後までなに考えてるんだか全然わからないのがキモチワルイです。
なかに入ってるのが古谷敏さんだと思って見ると余計コワイです。
<やっぱり何か間違ってますね。
物語も怖いですが、こういう話にはなんだか悪慣れしてるんだなぁ。
彼に比べたらダダ星人などかわいいもんです。
(こないだウルトラマン再見するまで記憶の中のダダはむちゃくちゃ
不気味だったのだが、いまではお茶目な奴になってしまった)

山の向こうから頭を出すナメゴン。
見下ろされているだけでもう怖いです。
もそもそ寄ってくるタランチュラ。
近寄ってこられるだけでコワイです。
もしかして人間を慕って寄ってくるのかなと思うと余計怖いです。
ビルの屋上に生えるマンモスフラワー。
人間に絡みつくトゲトゲつき吸血触手の根っこより、
ただ咲いてるだけの花のほうがコワイです。

するてえと、この手の怖さってのはおおむね
見慣れたものが異様にデカイことからくるんですね。
ただモルフォ蝶の巨人には笑ってしまいましたが。
いいたいことは理解できますが、大きくなりすぎです。
巨大(?)万城目さんと一平くんには結構ウケたんですけどね。
人間が巨大化すると肌が汚く見えるだろうなぁと妙なことが気になります。
フジ隊員気の毒です。

◆カネゴンの人気に納得しました。何べん見てもいい話です。
由利子さんがかわいいので「1/8計画」好きです。
「206便消滅す」スティーブンキングの「ランゴリアーズ」を思いだしました。
「宇宙指令M774」地球人ってのは意外とハイブリッドなのかもしれませんね。

【ウルトラQ】をみました

ウルトラマンに続いて、ウルトラQをみました。
面白いです。
子供のころ(多分)リアルタイムで見てたのはウルトラマン以降なので
ほぼ初見ですが、怪獣話だから子供番組と思われていたのかどうか
わかりませんが、大人が見ても十分面白いと思います。
時代が変わったせいで笑っちゃう話もありますが、
いまとなっては怪獣=子供番組ではないので、改めて
ウルトラセブンとかウルトラQのような話を今風の物語で作って欲しい
気がしてきました。

だからといっていきなりヨソの星にワープミサイルぶちこむような話は、
やっぱり引いてしまいますんですが・・・。
いえね、気を取り直して平成セブンを年末に見ようかなと。
で、またもやいきなり攻撃を受けてしまいまして。
阻止してよウルトラセブン。
とかいうと、いつまでも人に頼るなとか返されそうでコワイ。
子供のころ年末と言えば深夜TVで「猿の惑星」見るのが
恒例だったような気がします。
年末には暗い話もいいかも・・・。

ぜんぜんウルトラQをまとめてないな。

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