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カテゴリー「ウルトラマンガイア」の記事

辰年記念その2

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【ウルトラマンガイア】51 地球はウルトラマンの星

-根源破滅天使ゾグ 破滅魔虫カイザードビシ-
藤宮は稲森の幻影から、ドビシの群れはニュートリノをさえぎることはできないと教えられる。我夢と藤宮はニュートリノを利用して通信を回復する。地球怪獣が核融合エネルギー(太陽と同じ)を体内に持ち、攻撃に使用していると気がついたキャサリンが、怪獣がドビシを攻撃する光でウルトラマンの力を復活させられると考える。XIGはファイター機のリパルサーリフトを改造し、アルケミースターズの指示で怪獣の吐く光を中継して、我夢と藤宮のいる東京に送る。KCBが作戦をTV放映し、TVの前で人々がウルトラマンの復活を祈る。光を得てガイアとアグルが復活、ドビシを一掃し、ゾグを倒す。結びの言葉が「地球には怪獣がいて、ウルトラマンがいる。この美しい星を、私たちはもっと愛していきたい」感動のあまり大笑しましたv

最初から最後まで感動の怒涛の最終回。最後にウルトラマンとXIGファイターズとアルケミースターズと怪獣たちと、もちろん画面に写らない所でがんばっているひとたちも、オールスターキャストで力をあわせれば無敵のパワーだ地球を守ったぞって展開で。どうしても我夢と藤宮が主役なんだけど、場面場面の表現は戦う仲間のためにとか愛する人のためにとかありながら、最後まで職務を全うするXIGの人たち立派でした。

と締めたところで。あとでじわじわ涙腺にくるのが、ひとりで海岸をぽくぽく歩いている藤宮と、お友だちとたわいもない会話をしている我夢で。ウルトラマンであってもウルトラマンでなくなっても、戦っているときも戦いが終わっても、我夢は我夢のままで、藤宮は藤宮のままで、変わってない。でも見えないところでなにかが変わっているんだろうと思うのは、人間は人間のままで、滅亡の危機にあっても平穏な日常をとりもどしても、たぶん、変わらない。でも見えないところでなにかが変わっているんだろうと思いたいからかもしれない。

【ウルトラマンガイア】50 地球の叫び

-根源破滅天使ゾグ 破滅魔虫カイザードビシ-
空から降りてきた天使がドビシを一掃し、ガイアとアグルのエネルギーを回復する。天使は突然ウルトラマンを攻撃、圧倒的な攻撃で力尽きたガイアとアグルのライフゲージの光が消え、我夢と藤宮が残される。ウルトラマンが敗れ、「ただの人間(我夢と藤宮)」だったことがTVで流れ、絶望感が蔓延する。我夢の友人たちとKCBが我夢を助けてかくまい、藤宮を探す。GUARDは破滅招来体との交渉のためとしてXIGに武装解除を求め、石室が拒否、乱橋がファイター機の整備を進める。地球怪獣が一斉に目を覚まし、ドビシの群れを攻撃、柊が怪獣を援護する。

尾てい骨のあたりが痒くなるようなゾグの怖さがなんともいえない。平成ウルトラマンの最終回の敵はそれぞれ最後の敵らしくがんばってると思う(妙な言い回し)。この人のおかげで破滅招来体ってなんだったのか、人間がこれからどうするのか、がないまま立ち消えてる気がするけど、最終回の最後に結論らしい言葉があるからまあいいか。
ああだこうだいいながら、空に向かって空しく火を吐く怪獣たちと、我夢を守って墜落するPALに涙ぐむ自分がどこかまちがってる気がする。「地球に共に生きるもののため」の柊にもやっぱり泣くんだよね。人間と怪獣との関係を語ってきた柊なんだけど、決戦に出番がないんだ(TT)。
蛇足だけど、石室コマンダーや千葉参謀や乱橋チーフは「最後まであきらめない」ことを「最後まであきらめない」とは言わないんだよね。

【ウルトラマンガイア】49 天使降臨

-破滅魔虫カイザードビシ 根源破滅天使ゾグ-
ドビシの群れが異常発生し地上を襲う。通信が途絶する中、TVだけが正常に映り、絶望的な報道ばかりが流れる。梶尾と稲城がドビシの発生するワームホールを攻撃するがドビシの攻撃で機が破損する。藤宮はウルトラマンを戦力として使えと言い、石室は人間を兵器扱いできないと断る。我夢と藤宮はジオベースの指令室を抜け出す。真実を報道しようと外出禁止令を破って街に出た田端と倫文が、我夢と藤宮に出会う。人々を勇気付けられると考え、ウルトラマンとドビシの戦いを撮影する。ドビシの数が多く倒しても倒しても戦いは終わらない。そこへ空から光り輝く巨大な天使が降りてくる。

最後の2話でかなり泣きっぱなしな分?今回はちくちくと笑ってしまった(すみません笑)。イナゴの群れが空を覆い幽鬼が町をうろつくというどこかで見たような見てないような終末の光景といい。虫にたかられて痛そうなガイアとアグルといい。なんかこんなときに少年うろうろしてるなあとか思うし。なんというか、ウルトラマンガイアという物語の語りの構造に一度感心してしまったので、普通なら考えずに突っ込みいれて喜んでるところを、この場面はなんか変だけど次のこの展開のためにあるんだろうなとか考えちゃってね(本当にそうかどうかどうかはとにかく)。
我夢と藤宮が並んで変身する場面には涙するんだけど、「誇りに思う」ってのは、響く言葉なだけにどことなく危険な気もして、やっぱりガイアは男の子のヒロイック・ファンタジーかなあと思った。
敦子が追いかけてきたらフレームから出ていったり、我夢より先に我夢の両親に気が付いたりする藤宮がいい。我夢と藤宮が一緒に行動してると、我夢には知り合いがつぎつぎ訪れるけど、藤宮はずっと一人で、結構気くばりしてたりする。敦子は今回でヒロインになったようだ。「私にはがんばってって言うしかできない」と「あなたたちに地球の光をもどしてあげる」とどっちがヒロインかっていうと私は後者だと思うが・・・まあ選ぶのは我夢なので。XIGってのは戦う組織であり合目的的集団なんだけど、さいごに我夢にとってはそれだけじゃない集団になるのではないかと。最終回で石室が(我夢の「どうしてぼくを信頼したのか」という問いに対して)「理由がいるか?」と返すのもコマンダーとしての石室には理由が必要だけど、それ以外の関係でもあるって意味だと思う。とまあそんな話を。

【ウルトラマンガイア】48 死神の逆襲

-破滅魔人ゼブブ-
エリアルベース墜落の報道に不安になる人々。ゼブブが地上を無差別攻撃し、助かりたければウルトラマンを差し出せと言う。XIGはエリアルベースとともにファイター機全機を失っており迎撃できない。石室は挑発に乗るなと我夢を止める。ゼブブと戦い傷つくアグルを見て、我夢が司令室を飛び出していったため、我夢がガイアであることに皆が気づく。ファイター機の開発者 乱橋が病を押して指揮を取り、開発中だった新型ファイター機を完成させる。梶尾・米田・稲城が出撃、ガイアとともにゼブブを倒す。垂直降下の米田さんがかっこいいよおおお。

前回が理屈っぽく、かつ人間側が壊滅状態のためか、急に敵側が怪異に卑劣にわかりやすくなってるが。我夢がウルトラマンガイアだとXIGのメンバーに知れる回なので、あんまり詰め込まない方がいいかもしれない。話がリアルなだけに身長50メートルのウルトラマンと我夢とのあいだにどんなからくりがあるのか疑問に思う人はいないのかとか、元も子もないことを考えてしまった。

【ウルトラマンガイア】47 XIG壊滅!?

-超巨大単極子生物モキアン-
内部にモノポールを持つ巨大生物モキアンが地球に近づき、強力な磁気で地球を破壊しようとする。ゼブブが玲子を拉致して、藤宮をモキアンの内部に呼び寄せる。ゼブブは宇宙を病の少女に譬え、人類は宇宙を病気にするウイルスであり、破滅招来体は治療薬だと説明する。藤宮に対し、少女を救ってくれるなら、モキアンを渡し地球の運命を預けると言う。藤宮は、弱肉強食の原理が宇宙を病にしたと言い、玲子は、藤宮は地球人類を憎みながら見殺しにできなかった、そういう優しさがある限り人類はやり直せると言う。モキアンの攻撃でエリアルベースとファイターチームは壊滅状態に陥る。エリアルベースのリパルサーホイールを単極子にしてモキアンを引き寄せ、地球から引き離す以外方法がなく、我夢と石室を残して、XIGはエリアルベースを退去する。リパルサーホイールの損傷のためモキアンは再び降下を始め、石室はエリアルベースをモキアンにぶつけて破壊する。

理屈と絵的な迫力が同時進行するのと、単極子生物という最後まで物理的な敵なのは面白かった。ガイアの物語にとっては問題ではないが、ゼブブの主張はあまりインパクトというか目新しさがなかった。ここに到って敵側が理に勝っていると本気で困るかもしれないが。

偶然図書館で「ガイアの復讐」を見つけて読んでみたら「人類は地球にとってウイルス」だとそのままの表現があった。そのあとに「ウイルスの立場としても宿主との共存を図るべき」と続くので身も蓋もない表現と思い、「ウイルス」だの「ガン」だのという言い回しが単なるレトリックではないと(いまさら)気が付いてやや愕然とした。ガイア理論は別にしても、自然破壊が過ぎると人間が「地球」に排除されると言われたら、八百万の神をなんとなく信じている日本人としては怖くなるけれども。自然を神格化するというより自分が所属するものから排除される語感が怖いのかも。結局ゼブブがなにを言おうが、彼が「地球」もしくは「宇宙」(または「神」?)でない限りにおいていくら高位の存在を匂わせたところで、「勝手なことを言う」という反論は可能だ。一方で、「地球」もしくは「宇宙」が、人間を「かけがえのない生命」と思っていつくしむかどうかは彼らの問題である。そういえば「ガイア理論」は1960年代に始まるそうで、当時はどういう論調だったのかとこれにも驚いた。ウルトラQのペギラにも考えさせられたが(世間が狭くて笑)、1960年代から環境破壊って問題になってたようなんだけどね・・・。

【ウルトラマンガイア】46 襲撃の森

-自然コントロールマシーン シンリョク-
根源破滅教の信者の女性目当てに信者になった佐藤。我夢と大学の友人たちが連れ戻しに行く。地中から巨大な木が生えだし都市を破壊して森になる。森の中央に「深緑」と文字が書かれた機械がある。冷却弾で森の増殖をおさえようとするが効果がない。我夢とキャサリンがハーキュリーズの支援でシンリョクの内部へ侵入する。根源破滅教の信者の女性が待ち受けており、未来の人類は自ら滅亡を選び、自然を再生するため自然コントロールマシンを作った、自分は人類の滅亡を早めるため未来からやってきたと言う。佐藤と我夢がシンリョクに捕らわれるが、キャサリンが制御装置を撃って森の増殖を止め、ガイアがシンリョクを破壊する。シンリョクは傘おばけみたい。梶尾と律子の仲が44から46話と進行中で、我夢とキャサリンも進行中かと思ったが…。久々に藤宮に笑いを誘われた今回…ほほえましくてv

自然コントロールマシーンも第三弾で落ちがつきまして。「自ら破滅をえらんだ未来人」の事情がいろいろに考えられて面白い。並行宇宙、遠い未来、別の人類、嘘八百。新しい生態系を生成するシステムといえば、いまある生態系を破壊してしまうという縛りがあって、「エント」は結構危ないシステムだったようだ。
「根源的破滅招来体」なるものが介在するから、絶滅動物を利用するだの、宇宙の大型生物を絶滅させるだの、人類自ら絶滅を選ぶだの大仰な話になってるが、人間に便利な技術は諸刃だってことのアナロジーの気もするし、「環境」を都合のいいところだけ改変するのは限界があるってことのような気もする(ざっくりまとめすぎ)。
佐藤くんが女の子と仲良くなりたくて怪しい新興宗教にどっぷりというのが、きっかけがあほらしいぶん救いになった。(ここが一番コワいかもしれないが^^;;)。ところで佐藤くんは最後に先頭切って我夢を助けに行くちょっといい役でよかったね。

【ウルトラマンガイア】45 命すむ星

-破滅魔人ブリッツブロッツ 地殻怪地底獣ティグリスII-
プリッツプロッツがGUARDの新兵器開発施設を襲う。アグルの攻撃はプリッツプロッツの胸に吸い込まれ跳ね返される。GUARDの高エネルギープラントが襲われる。怪獣が憎いわけではない、大切なものを守るために強力な武力が必要だと考える柊。藤宮にお前の力を貸せと迫るが、藤宮は力を使い果たし変身できない。チームライトニングはプリッツプロッツに撃墜され、チームハーキュリーズが単独で攻撃するところにティグリスが地中から現れプリッツプロッツと戦う。柊がティグリスとハーキュリーズに加勢し、ガイアとともにプリッツプロッツを倒す。地球怪獣も役割と守るべきもののために、破滅招来体と戦うと皆が認識する。

ブリッツブロッツの意匠はなかなか良かった。キングボックルなど思い出してしまったが、そこだけ生々しい目はまた別の何かである。知性のある敵ってのはどっちでもよかった気がするが愚直な怪獣との対比のためか。「勇敢なる戦友に敬礼」で泣いといて何だが、ティグリスの理由ってなんだったんだろう。

【ウルトラマンガイア】44 宇宙怪獣大進撃

-宇宙戦闘獣スーパーコッヴ 宇宙雷獣スーパーパズズ-
アルケミースターズが破滅招来体の母星を突き止め、ワームホールミサイルで攻撃する計画を立てる。我夢は破滅招来体だからと言って滅ぼすのが正しいことかと悩む。浅野から「宇宙怪獣は野生動物だから未知の環境に送り込まれたら自分を守るために暴れる」と聞いた我夢。攻撃目標の星は破滅招来体ではなく宇宙怪獣の母星かもしれない、破壊すれば破滅招来体は別の宇宙怪獣を送り込んできて、地球を守るために宇宙の大型生物をすべて滅ぼす悪循環に陥る。そう考えた我夢と藤宮はミサイル発射を止めようとする。ミサイルのワームホールを利用して発射直前にコッヴとバズズが送り込まれてくる。

宇宙怪獣も「破滅招来体」に利用されてるという線で落ち着いた。なのに、楽しそうに戦ってしまうガイアとアグルがステキだ。いえいいんですよ、キミタチはそのままで。(覚悟を決めてるんだとかきれいな言い方してもいいけど)一方で石室と千葉のなんともいえない複雑な表情・・・ここにリスク管理がとか、防御を尽くさずしてとか突っ込んでも空しい・・・。ミサイル発射をとめようとしたガイアは快挙といっていいかもしれない。「ワームホール研究は無限の宇宙に飛び出して、新しい友人にあうための夢」にぐっときた。なにせ平成地球防衛軍がワープミサイルぶっ放したせいで半年間平成ウルトラセブン見る気がしなくなった筆者なので(おおげさな)。
このところの我夢は大人びていてときどき「男だなあ」と思ってしまう。前半妙に子供っぽさの演技をすると思っていたが、このときのためにそうしていたのだとしたらなかなかやるなあという気になった。無理から怪しげな含みがなくなってすっきりさっぱりした藤宮もいいけどね。モノローグ係になっててややウケるけどね。

【ウルトラマンガイア】43 銀色の眼のイザク

-アルテスタイガー怪獣イザク-
絶滅動物をクローン再生する計画があり、再生されたアルテスタイガーの最後の1頭「イザク」を破滅招来体が怪獣化する。石油コンビナートを襲うイザク。アグルは人間に狩られて絶滅したイザクの恨みを鎮めようとする。藤宮はイザクは恨みからではなく、ただ生きる意志で戦っていると知り、石室は倒さなければ破滅招来体がまた絶滅動物を利用するだろうと言う。我夢はイザクを殺し、後悔するが、藤宮はアルテスタイガーを絶滅させたのは人類であり、人間が変わっていくためにはその事実を受け止める必要があると説く。

主張としてはよくわかるが、どうも好きになれない話。我夢のまっすぐさも藤宮の思いの深さもヒューマニスティックな盛り上げ方もガイアのいいところだと思うが今回はちょっと浮いた。こんなところに突っ込んでも仕方ないけど環境保全プランの提案は無視して、絶滅種のクローン再生研究は進めてるってなんかバランスがおかしくないか。「過去に犯した過ちを背負っていかない限り、人間は本当に変わったりはできない」と結んでいるので、主張としてはわかるんだけど。

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