カテゴリー「ウルトラマンガイア」の記事

2009年9月 7日 (月)

【ウルトラマンガイア】51 地球はウルトラマンの星

-根源破滅天使ゾグ 破滅魔虫カイザードビシ-
最初から最後まで感動の怒涛の最終回。最後にウルトラマンとXIGファイターズとアルケミースターズと怪獣たちと、もちろん画面に写らない所でがんばっているひとたちも、オールスターキャストで力をあわせれば無敵のパワーだ地球を守ったぞって展開で。どうしても我夢と藤宮が主役なんだけど、場面場面の表現は戦う仲間のためにとか愛する人のためにとかありながら、最後まで職務を全うするXIGの人たち立派でした。

と締めたところで。あとでじわじわ涙腺にくるのが、ひとりで海岸をぽくぽく歩いている藤宮と、お友だちとたわいもない会話をしている我夢で。ウルトラマンであってもウルトラマンでなくなっても、戦っているときも戦いが終わっても、我夢は我夢のままで、藤宮は藤宮のままで、変わってない。でも見えないところでなにかが変わっているんだろうと思うのは、人間は人間のままで、滅亡の危機にあっても平穏な日常をとりもどしても、たぶん、変わらない。でも見えないところでなにかが変わっているんだろうと思いたいからかもしれない。

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2009年9月 3日 (木)

【ウルトラマンガイア】50 地球の叫び

-根源破滅天使ゾグ 破滅魔虫カイザードビシ-
尾てい骨のあたりが痒くなるようなゾグの怖さがなんともいえない。平成ウルトラマンの最終回の敵はそれぞれ最後の敵らしくがんばってると思う(妙な言い回し)。この人のおかげで破滅招来体ってなんだったのか、人間がこれからどうするのか、がないまま立ち消えてる気がするけど、最終回の最後に結論らしい言葉があるからまあいいか。
ああだこうだいいながら、空に向かって空しく火を吐く怪獣たちと、我夢を守って墜落するPALに涙ぐむ自分がどこかまちがってる気がする。「地球に共に生きるもののため」の柊にもやっぱり泣くんだよね。人間と怪獣との関係を語ってきた柊なんだけど、決戦に出番がないんだ(TT)。
蛇足だけど、石室コマンダーや千葉参謀や乱橋チーフは「最後まであきらめない」ことを「最後まであきらめない」とは言わないんだよね。

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2009年9月 1日 (火)

【ウルトラマンガイア】49 天使降臨

-破滅魔虫カイザードビシ 根源破滅天使ゾグ-
最後の2話でかなり泣きっぱなしな分?今回はちくちくと笑ってしまった(すみません笑)。イナゴの群れが空を覆い幽鬼が町をうろつくというどこかで見たような見てないような終末の光景といい。虫にたかられて痛そうなガイアとアグルといい。なんかこんなときに少年うろうろしてるなあとか思うし。なんというか、ウルトラマンガイアという物語の語りの構造に一度感心してしまったので、普通なら考えずに突っ込みいれて喜んでるところを、この場面はなんか変だけど次のこの展開のためにあるんだろうなとか考えちゃってね(本当にそうかどうかどうかはとにかく)。
我夢と藤宮が並んで変身する場面には涙するんだけど、「誇りに思う」ってのは、響く言葉なだけにどことなく危険な気もして、やっぱりガイアは男の子のヒロイック・ファンタジーかなあと思った。
敦子が追いかけてきたらフレームから出ていったり、我夢より先に我夢の両親に気が付いたりする藤宮がいい。我夢と藤宮が一緒に行動してると、我夢には知り合いがつぎつぎ訪れるけど、藤宮はずっと一人で、結構気くばりしてたりする。敦子は今回でヒロインになったようだ。「私にはがんばってって言うしかできない」と「あなたたちに地球の光をもどしてあげる」とどっちがヒロインかっていうと私は後者だと思うが・・・まあ選ぶのは我夢なので。XIGってのは戦う組織であり合目的的集団なんだけど、さいごに我夢にとってはそれだけじゃない集団になるのではないかと。最終回で石室が(我夢の「どうしてぼくを信頼したのか」という問いに対して)「理由がいるか?」と返すのもコマンダーとしての石室には理由が必要だけど、それ以外の関係でもあるって意味だと思う。とまあそんな話を。

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2009年8月31日 (月)

【ウルトラマンガイア】48 死神の逆襲

-破滅魔人ゼブブ-
前回が理屈っぽく、かつ人間側が壊滅状態のためか、急に敵側が怪異に卑劣にわかりやすくなってるが。我夢がウルトラマンガイアだとXIGのメンバーに知れる回なので、あんまり詰め込まない方がいいかもしれない。話がリアルなだけに身長50メートルのウルトラマンと我夢とのあいだにどんなからくりがあるのか疑問に思う人はいないのかとか、元も子もないことを考えてしまった。

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2009年8月28日 (金)

【ウルトラマンガイア】47 XIG壊滅!?

-超巨大単極子生物モキアン-
理屈と絵的な迫力が同時進行するのと、単極子生物という最後まで物理的な敵なのは面白かった。ガイアの物語にとっては問題ではないが、ゼブブの主張はあまりインパクトというか目新しさがなかった。ここに到って敵側が理に勝っていると本気で困るかもしれないが。

偶然図書館で「ガイアの復讐」を見つけて読んでみたら「人類は地球にとってウイルス」だとそのままの表現があった。そのあとに「ウイルスの立場としても宿主との共存を図るべき」と続くので身も蓋もない表現と思い、「ウイルス」だの「ガン」だのという言い回しが単なるレトリックではないと(いまさら)気が付いてやや愕然とした。ガイア理論は別にしても、自然破壊が過ぎると人間が「地球」に排除されると言われたら、八百万の神をなんとなく信じている日本人としては怖くなるけれども。自然を神格化するというより自分が所属するものから排除される語感が怖いのかも。結局ゼブブがなにを言おうが、彼が「地球」もしくは「宇宙」(または「神」?)でない限りにおいていくら高位の存在を匂わせたところで、「勝手なことを言う」という反論は可能だ。一方で、「地球」もしくは「宇宙」が、人間を「かけがえのない生命」と思っていつくしむかどうかは彼らの問題である。そういえば「ガイア理論」は1960年代に始まるそうで、当時はどういう論調だったのかとこれにも驚いた。ウルトラQのペギラにも考えさせられたが(世間が狭くて笑)、1960年代から環境破壊って問題になってたようなんだけどね・・・。

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2009年8月26日 (水)

【ウルトラマンガイア】46 襲撃の森

-自然コントロールマシーン シンリョク-
自然コントロールマシーンも第三弾で落ちがつきまして。「自ら破滅をえらんだ未来人」の事情がいろいろに考えられて面白い。並行宇宙、遠い未来、別の人類、嘘八百。新しい生態系を生成するシステムといえば、いまある生態系を破壊してしまうという縛りがあって、「エント」は結構危ないシステムだったようだ。
「根源的破滅招来体」なるものが介在するから、絶滅動物を利用するだの、宇宙の大型生物を絶滅させるだの、人類自ら絶滅を選ぶだの大仰な話になってるが、人間に便利な技術は諸刃だってことのアナロジーの気もするし、「環境」を都合のいいところだけ改変するのは限界があるってことのような気もする(ざっくりまとめすぎ)。
佐藤くんが女の子と仲良くなりたくて怪しい新興宗教にどっぷりというのが、きっかけがあほらしいぶん救いになった。(ここが一番コワいかもしれないが^^;;)。ところで佐藤くんは最後に先頭切って我夢を助けに行くちょっといい役でよかったね。

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2009年8月22日 (土)

【ウルトラマンガイア】45 命すむ星

-破滅魔人ブリッツブロッツ 地殻怪地底獣ティグリスII-
ブリッツブロッツの意匠はなかなか良かった。キングボックルなど思い出してしまったが、そこだけ生々しい目はまた別の何かである。知性のある敵ってのはどっちでもよかった気がするが愚直な怪獣との対比のためか。「勇敢なる戦友に敬礼」で泣いといて何だが、ティグリスの理由ってなんだったんだろう。

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2009年8月20日 (木)

【ウルトラマンガイア】44 宇宙怪獣大進撃

-宇宙戦闘獣スーパーコッヴ 宇宙雷獣スーパーパズズ-
宇宙怪獣も「破滅招来体」に利用されてるという線で落ち着いた。なのに、楽しそうに戦ってしまうガイアとアグルがステキだ。いえいいんですよ、キミタチはそのままで。(覚悟を決めてるんだとかきれいな言い方してもいいけど)一方で石室と千葉のなんともいえない複雑な表情・・・ここにリスク管理がとか、防御を尽くさずしてとか突っ込んでも空しい・・・。ミサイル発射をとめようとしたガイアは快挙といっていいかもしれない。「ワームホール研究は無限の宇宙に飛び出して、新しい友人にあうための夢」にぐっときた。なにせ平成地球防衛軍がワープミサイルぶっ放したせいで半年間平成ウルトラセブン見る気がしなくなった筆者なので(おおげさな)。
このところの我夢は大人びていてときどき「男だなあ」と思ってしまう。前半妙に子供っぽさの演技をすると思っていたが、このときのためにそうしていたのだとしたらなかなかやるなあという気になった。無理から怪しげな含みがなくなってすっきりさっぱりした藤宮もいいけどね。モノローグ係になっててややウケるけどね。

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2009年8月18日 (火)

【ウルトラマンガイア】43 銀色の眼のイザク

-アルテスタイガー怪獣イザク-
主張としてはよくわかるが、どうも好きになれない話。我夢のまっすぐさも藤宮の思いの深さもヒューマニスティックな盛り上げ方もガイアのいいところだと思うが今回はちょっと浮いた。こんなところに突っ込んでも仕方ないけど環境保全プランの提案は無視して、絶滅種のクローン再生研究は進めてるってなんかバランスがおかしくないか。「過去に犯した過ちを背負っていかない限り、人間は本当に変わったりはできない」と結んでいるので、主張としてはわかるんだけど。

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2009年8月17日 (月)

【ウルトラマンガイア】42 我夢VS我夢

-精神寄生獣ビゾーム 巨大異形獣サタンビゾー-
多くは藤宮が「深刻ぶった顔」をする役なものでその対比としてという理由だったのかもしれないが、あまりいろいろ考えていそうにない我夢にもいろいろあったんだね(そりゃそうだ)。せっかく我夢の似姿で現れておいてすぐさま正体を現すビゾームに、それでは小細工が台無しやんと突っ込んだワタシがあさはかだった。なのでやっぱりあまり深刻な顔もしない我夢を代弁して語る石室や、「人と戦いたくなんかない。でもそれほど僕は強くない」という我夢や、微妙に絡んでくるキャサリンや、結構いろいろ考えてしまう話だった。「人間なんてその程度」という悪魔のささやきのほうがすんなり耳になじむこのごろではあるが・・・。

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