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2009年8月の記事

ウエブサイトにイラスト追加しますた。

ウエブサイトにイラスト追加しますた。
月いちしか更新してない・・・。
なんだかすっかり秋の風が吹いている・・・。coldsweats01

S20090830


【ウルトラマンガイア】48 死神の逆襲

-破滅魔人ゼブブ-
エリアルベース墜落の報道に不安になる人々。ゼブブが地上を無差別攻撃し、助かりたければウルトラマンを差し出せと言う。XIGはエリアルベースとともにファイター機全機を失っており迎撃できない。石室は挑発に乗るなと我夢を止める。ゼブブと戦い傷つくアグルを見て、我夢が司令室を飛び出していったため、我夢がガイアであることに皆が気づく。ファイター機の開発者 乱橋が病を押して指揮を取り、開発中だった新型ファイター機を完成させる。梶尾・米田・稲城が出撃、ガイアとともにゼブブを倒す。垂直降下の米田さんがかっこいいよおおお。

前回が理屈っぽく、かつ人間側が壊滅状態のためか、急に敵側が怪異に卑劣にわかりやすくなってるが。我夢がウルトラマンガイアだとXIGのメンバーに知れる回なので、あんまり詰め込まない方がいいかもしれない。話がリアルなだけに身長50メートルのウルトラマンと我夢とのあいだにどんなからくりがあるのか疑問に思う人はいないのかとか、元も子もないことを考えてしまった。

【ウルトラマンガイア】47 XIG壊滅!?

-超巨大単極子生物モキアン-
内部にモノポールを持つ巨大生物モキアンが地球に近づき、強力な磁気で地球を破壊しようとする。ゼブブが玲子を拉致して、藤宮をモキアンの内部に呼び寄せる。ゼブブは宇宙を病の少女に譬え、人類は宇宙を病気にするウイルスであり、破滅招来体は治療薬だと説明する。藤宮に対し、少女を救ってくれるなら、モキアンを渡し地球の運命を預けると言う。藤宮は、弱肉強食の原理が宇宙を病にしたと言い、玲子は、藤宮は地球人類を憎みながら見殺しにできなかった、そういう優しさがある限り人類はやり直せると言う。モキアンの攻撃でエリアルベースとファイターチームは壊滅状態に陥る。エリアルベースのリパルサーホイールを単極子にしてモキアンを引き寄せ、地球から引き離す以外方法がなく、我夢と石室を残して、XIGはエリアルベースを退去する。リパルサーホイールの損傷のためモキアンは再び降下を始め、石室はエリアルベースをモキアンにぶつけて破壊する。

理屈と絵的な迫力が同時進行するのと、単極子生物という最後まで物理的な敵なのは面白かった。ガイアの物語にとっては問題ではないが、ゼブブの主張はあまりインパクトというか目新しさがなかった。ここに到って敵側が理に勝っていると本気で困るかもしれないが。

偶然図書館で「ガイアの復讐」を見つけて読んでみたら「人類は地球にとってウイルス」だとそのままの表現があった。そのあとに「ウイルスの立場としても宿主との共存を図るべき」と続くので身も蓋もない表現と思い、「ウイルス」だの「ガン」だのという言い回しが単なるレトリックではないと(いまさら)気が付いてやや愕然とした。ガイア理論は別にしても、自然破壊が過ぎると人間が「地球」に排除されると言われたら、八百万の神をなんとなく信じている日本人としては怖くなるけれども。自然を神格化するというより自分が所属するものから排除される語感が怖いのかも。結局ゼブブがなにを言おうが、彼が「地球」もしくは「宇宙」(または「神」?)でない限りにおいていくら高位の存在を匂わせたところで、「勝手なことを言う」という反論は可能だ。一方で、「地球」もしくは「宇宙」が、人間を「かけがえのない生命」と思っていつくしむかどうかは彼らの問題である。そういえば「ガイア理論」は1960年代に始まるそうで、当時はどういう論調だったのかとこれにも驚いた。ウルトラQのペギラにも考えさせられたが(世間が狭くて笑)、1960年代から環境破壊って問題になってたようなんだけどね・・・。

still waiting を歌うウルトラマン。

sum 41 の still waiting を歌うウルトラマン
http://www.youtube.com/watch?v=t93_585F-54

すごいです~。
4人もいるしwwww
口開くしwwww
それより、歌詞にインパクトありすぎで、
「ごめんねウルトラマン」て謝りたくなりました。coldsweats01

note So am I still waiting,For this world to stop hating. 
「俺はまだ待っているのか。この世の憎しみが終わることを」

【ウルトラマンガイア】46 襲撃の森

-自然コントロールマシーン シンリョク-
根源破滅教の信者の女性目当てに信者になった佐藤。我夢と大学の友人たちが連れ戻しに行く。地中から巨大な木が生えだし都市を破壊して森になる。森の中央に「深緑」と文字が書かれた機械がある。冷却弾で森の増殖をおさえようとするが効果がない。我夢とキャサリンがハーキュリーズの支援でシンリョクの内部へ侵入する。根源破滅教の信者の女性が待ち受けており、未来の人類は自ら滅亡を選び、自然を再生するため自然コントロールマシンを作った、自分は人類の滅亡を早めるため未来からやってきたと言う。佐藤と我夢がシンリョクに捕らわれるが、キャサリンが制御装置を撃って森の増殖を止め、ガイアがシンリョクを破壊する。シンリョクは傘おばけみたい。梶尾と律子の仲が44から46話と進行中で、我夢とキャサリンも進行中かと思ったが…。久々に藤宮に笑いを誘われた今回…ほほえましくてv

自然コントロールマシーンも第三弾で落ちがつきまして。「自ら破滅をえらんだ未来人」の事情がいろいろに考えられて面白い。並行宇宙、遠い未来、別の人類、嘘八百。新しい生態系を生成するシステムといえば、いまある生態系を破壊してしまうという縛りがあって、「エント」は結構危ないシステムだったようだ。
「根源的破滅招来体」なるものが介在するから、絶滅動物を利用するだの、宇宙の大型生物を絶滅させるだの、人類自ら絶滅を選ぶだの大仰な話になってるが、人間に便利な技術は諸刃だってことのアナロジーの気もするし、「環境」を都合のいいところだけ改変するのは限界があるってことのような気もする(ざっくりまとめすぎ)。
佐藤くんが女の子と仲良くなりたくて怪しい新興宗教にどっぷりというのが、きっかけがあほらしいぶん救いになった。(ここが一番コワいかもしれないが^^;;)。ところで佐藤くんは最後に先頭切って我夢を助けに行くちょっといい役でよかったね。

【ウルトラマンガイア】45 命すむ星

-破滅魔人ブリッツブロッツ 地殻怪地底獣ティグリスII-
プリッツプロッツがGUARDの新兵器開発施設を襲う。アグルの攻撃はプリッツプロッツの胸に吸い込まれ跳ね返される。GUARDの高エネルギープラントが襲われる。怪獣が憎いわけではない、大切なものを守るために強力な武力が必要だと考える柊。藤宮にお前の力を貸せと迫るが、藤宮は力を使い果たし変身できない。チームライトニングはプリッツプロッツに撃墜され、チームハーキュリーズが単独で攻撃するところにティグリスが地中から現れプリッツプロッツと戦う。柊がティグリスとハーキュリーズに加勢し、ガイアとともにプリッツプロッツを倒す。地球怪獣も役割と守るべきもののために、破滅招来体と戦うと皆が認識する。

ブリッツブロッツの意匠はなかなか良かった。キングボックルなど思い出してしまったが、そこだけ生々しい目はまた別の何かである。知性のある敵ってのはどっちでもよかった気がするが愚直な怪獣との対比のためか。「勇敢なる戦友に敬礼」で泣いといて何だが、ティグリスの理由ってなんだったんだろう。

【ウルトラマンガイア】44 宇宙怪獣大進撃

-宇宙戦闘獣スーパーコッヴ 宇宙雷獣スーパーパズズ-
アルケミースターズが破滅招来体の母星を突き止め、ワームホールミサイルで攻撃する計画を立てる。我夢は破滅招来体だからと言って滅ぼすのが正しいことかと悩む。浅野から「宇宙怪獣は野生動物だから未知の環境に送り込まれたら自分を守るために暴れる」と聞いた我夢。攻撃目標の星は破滅招来体ではなく宇宙怪獣の母星かもしれない、破壊すれば破滅招来体は別の宇宙怪獣を送り込んできて、地球を守るために宇宙の大型生物をすべて滅ぼす悪循環に陥る。そう考えた我夢と藤宮はミサイル発射を止めようとする。ミサイルのワームホールを利用して発射直前にコッヴとバズズが送り込まれてくる。

宇宙怪獣も「破滅招来体」に利用されてるという線で落ち着いた。なのに、楽しそうに戦ってしまうガイアとアグルがステキだ。いえいいんですよ、キミタチはそのままで。(覚悟を決めてるんだとかきれいな言い方してもいいけど)一方で石室と千葉のなんともいえない複雑な表情・・・ここにリスク管理がとか、防御を尽くさずしてとか突っ込んでも空しい・・・。ミサイル発射をとめようとしたガイアは快挙といっていいかもしれない。「ワームホール研究は無限の宇宙に飛び出して、新しい友人にあうための夢」にぐっときた。なにせ平成地球防衛軍がワープミサイルぶっ放したせいで半年間平成ウルトラセブン見る気がしなくなった筆者なので(おおげさな)。
このところの我夢は大人びていてときどき「男だなあ」と思ってしまう。前半妙に子供っぽさの演技をすると思っていたが、このときのためにそうしていたのだとしたらなかなかやるなあという気になった。無理から怪しげな含みがなくなってすっきりさっぱりした藤宮もいいけどね。モノローグ係になっててややウケるけどね。

【ウルトラマンガイア】43 銀色の眼のイザク

-アルテスタイガー怪獣イザク-
絶滅動物をクローン再生する計画があり、再生されたアルテスタイガーの最後の1頭「イザク」を破滅招来体が怪獣化する。石油コンビナートを襲うイザク。アグルは人間に狩られて絶滅したイザクの恨みを鎮めようとする。藤宮はイザクは恨みからではなく、ただ生きる意志で戦っていると知り、石室は倒さなければ破滅招来体がまた絶滅動物を利用するだろうと言う。我夢はイザクを殺し、後悔するが、藤宮はアルテスタイガーを絶滅させたのは人類であり、人間が変わっていくためにはその事実を受け止める必要があると説く。

主張としてはよくわかるが、どうも好きになれない話。我夢のまっすぐさも藤宮の思いの深さもヒューマニスティックな盛り上げ方もガイアのいいところだと思うが今回はちょっと浮いた。こんなところに突っ込んでも仕方ないけど環境保全プランの提案は無視して、絶滅種のクローン再生研究は進めてるってなんかバランスがおかしくないか。「過去に犯した過ちを背負っていかない限り、人間は本当に変わったりはできない」と結んでいるので、主張としてはわかるんだけど。

【ウルトラマンガイア】42 我夢VS我夢

-精神寄生獣ビゾーム 巨大異形獣サタンビゾー-
ビゾームが我夢の幻影になって現れ、我夢を挑発する。我夢は自分の醜い心を見透かされたと感じる。石室が考えすぎるなと我夢をいさめる。ナビに仕掛けられたダイオードが幻影を生じていることをつきとめ、アルケミースターズに破滅招来体の協力者がいると考えた我夢はメンバーのクラウスを探しに行く。キャサリンと出会い、クラウスがクリシスとエントの開発にかかわっていたことを聞く。クラウスは破滅招来体の精神寄生体に取り込まれており、優れた自分たちが力を得て人類を進化させるべきだという。自分にもそう思う心がある、だから自分が戦って倒さなければならないとガイアに変身する我夢。

多くは藤宮が「深刻ぶった顔」をする役なものでその対比としてという理由だったのかもしれないが、あまりいろいろ考えていそうにない我夢にもいろいろあったんだね(そりゃそうだ)。せっかく我夢の似姿で現れておいてすぐさま正体を現すビゾームに、それでは小細工が台無しやんと突っ込んだワタシがあさはかだった。なのでやっぱりあまり深刻な顔もしない我夢を代弁して語る石室や、「人と戦いたくなんかない。でもそれほど僕は強くない」という我夢や、微妙に絡んでくるキャサリンや、結構いろいろ考えてしまう話だった。「人間なんてその程度」という悪魔のささやきのほうがすんなり耳になじむこのごろではあるが・・・。

【ウルトラマンガイア】41 アグル復活

-宇宙捕獲メカ獣 シグマズイグル-
Σズイグルが現れ、チームクロウと我夢が迎撃し、ガイアが簡単に退治する。我夢はさ迷い歩く藤宮を助ける。藤宮は、自分にも人類は排除すべきという考えがあった、そのためアグルの力を得たのに混乱を招いてしまい、力を失って今は償いもできないと思いつめている。我夢はそれは地球のためを考えてしたこと、騙されて戦っていたと知って戦う誇りをなくしたから力を失ったのだ、でも君は自分の考えで多くの人を助けることもした、という。Σズイグルが再来襲、我夢は両手の自由を奪われ、Σズイグルの胸部に捕らえられる。1回目の戦いの際、罠を仕掛けられていたのだ。ワームホールへと連れ去られる我夢を助けようとして、藤宮はアグルに変身する。

モーゼの十戒かマジンガーZか怪傑ゾロか(古い話ばかりでスミマセン)むちゃくちゃカッコイイシーンてんこ盛りでむしろ笑わせてくれたアグル復活。やっぱりアグルがいると話が華やぐねえ。前半の悩みようはどこへかすっきりさわやかな藤宮博士も、いろいろあったけど良かったねというより、おもいきりカッコつけてすっかり気が済んだみたいに見えたりする。と冗談にしたくなるぐらいのかっこよさ。藤宮が再登場以来悩み抜いてるからこそのカタルシスでよろしかったんじゃないでしょうか。
後半になってしみじみガイアって若者の物語だなあと思う。ほんとに矛盾だらけの問題に一話ごとにそれなりの答えを出しながら、楽しくもありかっこよくもあり、なにより勢いってものもあり。

【ウルトラマンガイア】40 ガイアに会いたい!

-大宙魔パスギーク-
エリアルベース見学に訪れた子供たち。一行は見学を終えてジオベースに向かう。一方取材に同行したKCBの田端もGUARDへの不信感から独自に取材しようと居残っていた。発見した堤チーフが地上に送還するためピースキャリーを発発進、そこへ怪獣の襲来。子供の一人がEXに隠れていて、怪獣襲来の混乱の内に射出されてしまう。無事に地上に降ろすため子供にEXの操縦を指示する堤。

お子さま主役の回で細部にごちゃごちゃ言うのは野暮というもの。でも子供の人数はちゃんと数えてくださいとは言いたくなるなあ。田端のGUARDへの不信感や、堤のリーダーとしての考え方など、ガイアらしい大人の世界を維持しているのは感心した。何を書くよりこの絵↓が雄弁に語ってくれそうな気がする。胸元にしっかり子供たちをかかえているガイアがとてもいい。ほんとはアグルとなかよしなんだよね。がんばれガイア(笑)。

F090812


【ウルトラマンガイア】39 悲しみの沼

-泥怪人ツチケラ-
地底貫通ミサイル使用による環境汚染を調査していた我夢。ある沼に「化物」を発見する。怪物を「近藤」と人の名で呼ぶ老人によれば、自分と近藤は旧日本軍の研究機関で人間を生体兵器に変える研究していた。研究を止めさせようとして生体兵器の実験台にされ「化物」になってしまった近藤は、施設を破壊し関係者を皆殺しにして沼に逃げ込み、以来自分が沼を守っている。

地底貫通弾の環境汚染にかこつけてまた重い話を持ってきたものだと。ある意味心意気を感じた話だったが、そもそも七三一部隊など連想してしまう私が昭和は遠くなりにけりなのかもしれない。旧日本軍なぞ出てきたところで、「帰ってきたウルトラマン」当時に「空襲」だの「毒ガス兵器」だのという科白を聞いただけで話に加わった重さを平成の視聴者が感じるのかどうか。妙な研究機関もGUARDもコレばかりは他国の軍隊も持ってくるわけに行かないから旧日本軍なだけかも。独立したエピソードと考えればこれはこれでいい話と思うが、微妙な位置にあるので意図を測りかねる。これ以上悲観的な話にしろというわけではないが結末をきれいにまとめすぎた気がする。ティグリスとツチケラが続いて出てくると妙なところで引っかかってしまって・・・。

【ウルトラマンガイア】38 大地裂く牙

-地殻怪地底獣ティグリス-
地底に眠る怪獣を地底貫通ミサイルで攻撃しようとするGUARDの柊准将。眠っているだけの怪獣を殺すこと、地底貫通弾が環境汚染を起こすことを理由に反対する千葉参謀以下。我夢と藤宮による攻撃阻止は失敗し、地底貫通弾で傷ついた怪獣が地上に現れ、柊のいる司令室を襲う。

怪獣が大地の力を表象し、敵が誰かを理解すると明言されると、ガイアの物語世界の中での設定とはいえ感慨深いものがある。だからどうというわけではないが、ウルトラマンと怪獣は食物連鎖の外にいるなあ。
前半から藤宮は主張と行動の意図と根拠のわからない人だったが今回も根拠がよくわからない、でもたしかに「地球に向けた刃はやがて人間自身にはねかえる」という主張はもっともに思える・・・怪獣も地球の一部だという意味で?ミサイルの環境破壊という意味で?「自分たちだけが生き残るためにほかのものを滅ぼすことはおごりだ」っていうのは、根源的破滅招来体に対して人間が主張することでもあり、人間が怪獣を滅ぼそうとしていては主張しにくい。
前半の「人類を抹消すれば地球は破滅を免れる」というクリシスの計算は根源的破滅招来体による操作だったことになったけれど、その主張に説得力があったのはエコロジーの観点から見るとあながち嘘じゃなかったから(言い回しが極端だが)。ガイアの世界の根源的破滅招来体の戦い と 現実世界の地球環境保全 は 二重写しになっていてそれだけに現実味があって、1つのエピソードごとに別の論点で人間の態度を突き詰めていくのは圧巻なんだけれど、結局「戦う」ほうの結末が必要なために、現実と重なる部分で人間がどう対処するかがうやむやになった感があるのはやはり残念な気がする。主題になっただけで十分と考えることもできるし、丁寧に見ていけば、決意を示す科白はどこかしらにあるんだけれど。

【ウルトラマンガイア】37 悪夢の第四楽章

-超空間波動怪獣クインメザード-
各地で増加する集団犯罪。KCBをのっとるクインメザード、TV電波に乗せて精神汚染を日本中に広めるつもりらしい。一方、稲森の幻影を使って藤宮に再び「地球を救うために人類を滅ぼす」選択を迫る。

一体クインメザートは本気で藤宮を篭絡する気があるのかないのか、まったく嫌がらせでやってるとしか思えん。もっともウルトラマンがいる以上勝ち目のない敵を無理に出してもうそ臭くなるから、人をもてあそんで利用するあたりが、憎みやすい敵なのかもしれない。
藤宮が稲森の死に捕らわれており、それを開放するのが玲子の役割なのだと思うが、こういう言葉にされるとなんかその・・・どうも響いてこないのは語り口の問題か私が冷淡にできているのかどっちだろう。藤宮は理論を忠実に実行しようとする一方、人が死ぬことには肌感覚で躊躇する、ある意味ピュアな人であるらしいので、人とかかわればそちらに傾くのかもしれない。「俺が稲森京子を死なせてしまったことには変わりない」のは藤宮からしたらそうなんだけど、稲森は自分の考えに基づいて行動して、その結果死んだのだ。むしろ彼女の意志のありようを尊重してほしい気がする。

【ウルトラマンガイア】36 再会の空

-宇宙忍獣 クロスザバーガー-
XIGの対空間レーザーシステム制御コンピュータがウイルスに乗っ取られ、レーザーがエリアルベースを攻撃。間一髪ガイアがフォトンエッジでレーザーを跳ね返す。ウイルスを仕掛けた藤宮の意図はレーザーシステムとガイアのフォトンエッジの交錯で根源的破滅招来体のワームホールを開くことだった。アグルの力なしで根源的破滅招来体を攻撃すべくワームホールに特攻する藤宮をガイアが追って助け出すが、ワームホールから現れたクロスザバーガーに苦戦。

一流のハッカーで工学特許の財力があって自家用宇宙船持ち。それどころじゃないウルトラマンアグル!だった藤宮にしてみたら、なんでも一人でする気でいても無理はない。藤宮に悲壮感がないのは結局彼が凡人ではないからだ。その彼に対して凡人にすると同じように接する玲子は愛だとか人としてだとか言ってしまうと美しいけれど、結構気合が必要な気がする。一人ではできないことがあると認めない、または目的より手法を優先してしまう藤宮を「甘ったれてる」というのなら判るが、我夢の言葉が突然情緒的になるのがなんだかね。

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