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【ウルトラマンダイナ】 37話~40話感想

37. ユメノカタマリ
社会批判あり、笑いあり、怪しさもありの楽しめるお話でした。

頭上にゴミの塊が浮いているという異常事態なのに、ゴミを出しておけば吸い取ってくれるとばかりに大型ゴミをだしまくる住民たち。「先生」のうちのゴミの山がユメノカタマリに吸い取られてしまわないのは、「先生」に拾われたゴミはもうゴミじゃないからなんですね。

ユメノカタマリって名前は夢があっていいけれど、ダイオキシンを吹かれたんじゃあ迷惑感が現実味を帯びてしまいますね。ユメノカタマリの飛沫が降り続く町でいつもどおりの生活をする住民たちって、たくましいんだか、無神経なんだか。

姿はゴミの塊そのままなのに強いわ重いわ歯が立たないわ、結構スゴイ怪獣でした。生ゴミ怪獣じゃなくてダイナには幸いでしたね。

牛乳パックを切開してるリョウに爆笑。「α号を落とすな」に大爆笑(スーパーGUTSゴミ削減10か条巻き戻して読んでしまいました)。いくら紙コップを削減したって、そのプラスチック弁当箱どうなんですか隊長。食堂から出前取ったほうがいいのでは>作戦室で物食う人たち。

38. 怪獣戯曲
たまたまほかのことをしていてオープニングを見ていませんで。「奇妙な話やなあ」「あっこれもしかして」「やっぱり(笑)実相寺監督。」

やはり夢と現実が混交する世界でしたが、劇作家が現実を舞台に物語を演じようとしている。と一言でまとめられる展開だったからか、なにがでるかわからんというような幻惑感はあまりなく、その分、錬金術だのカスパーハウザーだのアナモルフォシスだの、妙に衒学的でしたが・・・。

しかし、夜のダイナは美しい。ビシュメルやモズイや、他にも闇の中に現れる宇宙戦のダイナはありましたが、この凄味ばかりはなんともいえません。

演劇界の奇才が怪獣の物語の最後にダイナがでてくる脚本を書いてしまい、それが気に入らなくて別の結末にするために、アスカを拉致するに及んだというあたりが面白かったです。ウルトラマンはよくもわるくもデウス・エクス・マキナなんですね。

「怪獣とは欠落したもの、理解を超越したもの、邪悪、異端。それが人間たちにはわからないのだ。物語の中で抹殺できると考えている。」でも、ブンダーとはすばらしいとか、驚きだとか、不思議だとか、の意味ですよね。

39. 青春の光と影
これはいい話だと思いました。アスカがフドウケンジにリーフラッシャーを預けるシーンで、(あとで絶対困るで、とツッコミいれてしまいましたが、それはとにかく)ケンジが黙って受け取るでしょう。ここで、この人はアスカに対して決して悪い気があるわけではないのだということ、アスカの言葉の意味がきちんと伝わっているということがわかるんですね。

この二人は言いあいになったり、張り合ったりするけれど、ケンジには割り切れない気持ちはあるけれども、だからといってそれでアスカを嵌めたり蹴落としたいとは考えないんだろうな、実力で勝負だと思ってるからアスカが自分より(自分の兄より)はるかに優れていると思えないことが悔しいんだろうなと、伝わってくるんです。

それで、ヤマザキとの対決がちょっともたもたしたのは残念でした。せめてケンジがヤマザキの隙を突いてアスカを開放するぐらいの花を持たせてあげても良かったんじゃないでしょうか。ケンジは自分がアスカを見殺しにできないことでアスカに決断力がないわけではないとわかったのでしょうし、SUPER-GUTSには入れてなくてもその次ぐらいの実力があるのでしょうし。人間が努力してそれでも力およばないときにダイナが現れるという考え方はわかりますから、結局二人してダイナの力に頼ってしまったように見えるのは残念です。

それにしてもヤマザキというひとは、なかなかすごい才能(と才覚)の持ち主のようで、才能を良いほうに生かせなかったのは気の毒です。オオトモ博士が不遇だったのを見てしまったからかもしれないし、彼自身が孤独でありすぎたのかもしれません。

40. ジャギラの樹
予告編の「オレが捨てた女とはいえ・・・」で「アンタが振られたんでしょー」と思ってしまったのは私です。誤解でした。ナカジマさんごめんなさい。

自分の中に宇宙人の成分があることに怯えるノリコに対して「たとえそれが何であろうが、ノリコはノリコだろう。オレが絶対守ってやる」と言い切るナカジマはめっちゃかっこいいですが、ラスト、ノリコさんが人間に戻ったというのはちょっと?かなあ。カリヤがツッコミ入れてるじゃないですか。まあ、そんな重い結末にしてどうするって感じもしますが・・・。人間に戻ったのでめでたしめでたしと二百年前からの遺伝子操作は、私としてはどっちかにしてほしいところ。この辺に盛り上げようと言う意図を感じてしまうのはひねくれた見方ですが。

宇宙人探知機の原理を逆にしたら地球人探知機になるという説明はなんとなく納得ですが、カードを裏向けに差し込むと逆に作用するというのは、ガメラシリーズの宇宙円盤のシステムみたいで笑ってしまいました。わかりやすっ。でもダイナに地球人反応が出たというオチがつくとは予想外でした。

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コメント

いよいよ笑激の42話が迫ってきましたね。
「ティガ」のうたかたの・・・を「ダイナ」で表現したらこうなったらしいです。
またまた、GUTS隊員登場です。
元ネタがわかると非常に面白い話です。

マキシさん、こんばんは~!
見ちゃいましたよ~「うたかたの空夢」。いや~最初から最後まで大笑い。平成ウルトラマンならではのエピソードでしょうね。ウルトラがメタフィクション化してますもんね。

芸術に入れ込むあまり、
まさに怪人とでもいうべき存在にまでなった
ナルミ・ヒロヤの怪しさが実は密かに好きだったりします。


「怪獣戯曲」は結構お気に入り。

私も「怪獣戯曲」はかなり好き。実相寺監督、容赦ないですね(^^) 子供番組じゃないですよ、これ。
このときのダイナ登場時の着地の表現は後に定番になります。

フドウケンジとかヤマザキとか、前の話を忘れた頃に登場してくるのがなんだか面白いです。GUTSウィングベースのGUTSシャドーが良いです。GUTS WING1号ってティガの時代からずっと使われ続けてるってことですよね。

うろおぼえさん、こんにちは~!
>まさに怪人とでもいうべき存在にまでなったナルミ・ヒロヤ
その彼が、物語にウルトラマンを出すことを思いついてしまったときの口惜しさ、私、ちょっとだけ想像できます(笑)。

うちゃさん、こんにちは~!
さすが実相寺監督、ですねー。怪獣とはなんぞやという初代ウルトラマンの時からの命題?があるのがよかったです。たぶんダイナが好きだった子は、大きくなってから思い出しますよ、この話。あれっていったいなんだったんだろう、って。

>GUTSウィングベースのGUTSシャドーが良いです
型は旧式だが装備は最新だ!とかって、燃えますね~。

>型は旧式だが装備は最新だ!とかって、燃えますね~。

確かに!
現実でも傑作機なら20年くらいは延命・能力向上しながら使うケースは多いみたいです。

たとえば、映画「ULTRAMAN」で活躍のF-15は、アメリカでの1号機の初飛行は1972年だし、先代のF-4シリーズなどは、プロトタイプの初飛行は1954年なのにまだ使われているし、色んな国で色んな派生バージョンが生まれてるらしいですよ。
戦闘機は高いですからね。
 

うろおぼえさん

>現実でも傑作機なら20年くらいは延命・能力向上しながら>使うケースは多いみたいです。

 GW一号って、なんかそういう雰囲気がありますよね。訓練用の機体になってたり、いろんな派生機が出てきたり。ダイナの第一話で「一線を退くには惜しい機体だ」みたいなセリフがあったような。

うちゃさん

>GW一号って、なんかそういう雰囲気がありますよね。

ですね。
カシムラ博士は偉大だったんですね。
それにイルマ隊長のダンナさんの犠牲も無駄ではなかったと。
(参考:TPC年代史inファンコレ)

うろおぼえさん、
うちゃさん、
・・・お話がどんどん深くなってますっ!

ティガの最初に重火器を追加装備したんでしたよね・・・。それ以来ずっと主力戦闘機で、「うたかたの空夢」でも、テキサス砲一斉射撃!とかでてきますね。(あれはカッコよかった)

虎の子最新鋭機ガッツイーグルもいいですが、まだまだ主力戦闘機、みたいなガッツウイングがあると話に厚みが出ますね。

テキサス砲じゃなくてデキサス砲です(^^
 
GW2のデキサス砲はホリイが「怪獣はGWでないとあきまへん」と食い下がって実現したんですよね。
 
GW-EX-JもGW2ベースですが、「滅びの微笑」によればマキシマ搭載になっていたり西アジアで現役だったり。
GW1同様、しぶとく現役を続けてるみたいですね。
 

うろおぼえさん、ご指摘ありがとうございます。
で、ですね。で。・・・失礼しました m(_ _;)m
恥ずかしかった、というか、自分でウケた、というか・・・o(^▽^;)o

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