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【ウルトラマンダイナ】 25~28話感想

25.26. 移動要塞(クラーコフ)浮上せず!
これは・・・。口幅ったい言い方で申し訳ないですが、これだけのものが作れるのかと感心しました。なぜ宇宙人が侵略に来るのか、なぜ怪獣は現れるのか、人間はなぜ何と戦うのか。そういう問いかけはダイナの世界ではなされません。それにもかかわらずこれだけの話が語れるのはすごいと思いました。もちろん、話の焦点が異なるだけなのですが、自分には衝撃でした。
それだけではなく、細部の作りこみやCGや人物描写やそういったこと、これだけ作れれば何でも語れるだろうという感じがします。ダイナの魅力は細部にある(無論魅力はそれだけではないですが)と私が思うのはこういうところです。

さて本編。
私にとってのクライマックスはなんといっても、クラーコフの制御を取り戻すために誘導ミサイルに人を乗せて打ち込もうとするリョウとマイのくだりでした。マイがコンピュータのエキスパートであることが丁寧に描写されていたこと、いままでのエピソードで天真爛漫な性格がよくわかっていたことから、マイが怖がるのは、自信がないとかやったことがないとかいう頭で考える怖さではなく、自分がためらっていたら自分も含めて皆助からないとわかっていてもやっぱり怖い、いわば本能的な感情であることが伝わってきたと思います。

歌を歌ってしまうリョウも、なんとかして恐怖から気をそらせようとする計算があったのか、自分もどうしようもなくなって聴こえてきた歌をなぞってしまったのか、わからないあたりがすごく真に迫ってきて、見ているほうまで泣きそうになってしまいました。今回いちばんかっこいいのは「あたし、行けます、大丈夫です」のマイですね。あっと、自爆2秒前のカリヤもわすれちゃいけない。めっちゃかっこいいです。アスカとはぐれた時点でややネタバレしてますけどね(笑)。

凍り付いてしまったダイナを助け出すヒビキ隊長がよかったです。意図も正体もわからなくても、どんなに強くても、ダイナはヒビキ隊長にとっては対等の戦う仲間なんですね。仲間の顔を思い出して復活するアスカ/ダイナは、人の思いをストレートに光にしてしまうティガとはまた違って、人の思いを力にするところは同じでも、あくまでアスカという個人・個性を通じてそうするところが彼らしいです。個人的には、アスカが自分は一人きりだと感じたときにお父さんのイメージが現れるのが気になりますが・・・。

人間の制御を使って人工太陽を地球にぶつけるという、いわば人間の「思い上がり」を思い知らせようとするような宇宙生物の策略も緊迫感があったし、正体をあらわさずかわいい女の子の声で怖いことを言うなど「とにかく人間とは相容れない」描写も面白かったです。要するに見下されてもてあぞばれるのが一番腹立つんですよね(笑)。

細かいことですが、ラストシーンに現れるエジリ博士に対してS-GUTSのみんなが「やな奴が来た」という顔をしますが、決して「情けない奴が来た」という顔はしていないところがよかったです。極限状態に置かれたらだれでもパニックになるかもしれない。パニクってワケわからない行動をした人を笑いものにしなかったところがよかったです。

27. 怪獣ゲーム
いやー怪獣育成ゲームですか。世の中どんどん進んでいくのですねえ。ちょっとポケモンっぽい設定でしたが、いかにも子供が夢中になりそうな仕組みで、チェーン星人って頭いいですね。かっこつけてて頭いい割に情けない最後がいいですね。子供はときどきすごいこと考え付きますから、今回ばかりはS-GUTSに助けられるダイナもさもありなん、子供相手ではかなわないのでしょう。アホにーちゃんな演技と正面対決の落差がステキな今回のアスカでした。

自分たちの代表だからデマゴーグを応援すると言う子供たちも、現実に町が破壊されるのを見たら「ダイナ・・・ダイナ・・・」と言い出すのが可愛いですね。「ミラクルの青がクール」なんですかそうですか。本人はきっとストロングタイプがお気に入りなんじゃないかと思うんですが。だってアスカは私服のとき赤い服ばっかり着てるし。・・・。

ところでチェーン星人が握手を求められて左手を出すのは、宇宙人だから礼儀を知らないという表現なんでしょうか。「左手の握手は別れの握手」なんちゃって、ずいぶん古いネタを久々に思い出してしまいました。

28. 猿人の森
サルが・・・。すみません私サル系怪獣って得意じゃないんですよ・・・。猿人の迫真の?演技に圧倒されっぱなしでした(笑)。

サルの恋愛?話で最初から最後まで通したのはある意味すごいかも。アスカ/ダイナをまじえて三角関係っぽいのが微妙にコワイですが。リョウのお見合い写真騒動も、リンとソウのかなり笑っちゃうやりとりもこの話だからOKってことで。

開発のジャマになるから猿人を退治すると言うのもすごいですが、ひとなつこくて助けてもらったから猿人を守ると言うアスカもすごいような気がします。あれだけの施設を完璧に破壊されたのに、猿人は結局お咎めなしというのもややすごいような気がします。だからどうしろというのかといわれるとヒビキ隊長みたいにもごもご言ってしまいそうですが。まあ、この話だからOKってことで。いいかな?

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コメント

「クラーコフ浮上せず!」は絶体絶命の状況で、S-GUTSのメンバーもばらばらになっていながら、それぞれがそれぞれの場所でベストを尽くすことで逆転するところが最高にかっこいいです。GUTSとは別の意味でいいチームになってますよね。(実はもうすこし後の方でS-GUTSとGUTSの共闘があるんですが)

前後編って両方面白い話にするのって意外と難しいんですよね。前編での盛り上がりがあんまり大きいと、後編で尻すぼみになったりもするんですが、この話は前編、後編ともに見ごたえ充分です。

うちゃさん、こんばんは!
「クラーコフ浮上せず!」は、涙腺に来る感動とはまた違った意味で感動の嵐でありました。

>それぞれがそれぞれの場所でベストを尽くす
一人一人が一人前以上で、力をあわせたらさらにスゴイことができて、S-GUTSのみんながヒーローですね。
複線でストーリーが進行してて、最後に次々にそれぞれの結果が出て、ダイナがしっかりシメてくれて、カタルシス感じられるのもいいですねー。

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