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2006年4月の記事

パソコン直ったぜ!

パソコン修理から帰ってきました。わお!
おまえがこんなに大切な存在だったなんて正直思ってなかったぜ。
これからは大事にするよぉ。

NECさん修理2週間もかかりました。
でも、自分で壊したんであまり人に文句言えません。(言ってんじゃん)

さあ、お絵かきしよう!
でもあまりパソコンいじらないほうが体調いいんだよね。・・・。

【ウルトラマンメビウス】傷だらけの絆

ミクラスは臆病者じゃないぞー!!と書こうと思ったのだが(書いてんじゃん。)
本人じゃないし、係累でも同種族でもないし、まあゆうたらメカミクラスみたいなものと思って割り切ろう。説明を理解できてません。あの説明はマケット怪獣がどうやって現場に出現するかの説明で、じゃあメカミクラス本体はどうやってうまれて普段なにしてるのという説明にはなってないような気がするのだが・・・。本部のデータが継続する本体で姿だけ毎回更新1分間現れるデータミクラス?なら戦闘能力だけ作って、妙な性格つけなきゃいいんじゃん。よーわからんな。

過去のデータとか言ってるけど、当時ビデオもなかったんだよ。写真と目撃談ぐらいしか残ってないのでは。
ミライがメカミクラスの性格を最初から理解してるのもなんか妙だな。そいつはメビウスの知ってるミクラスじゃない。人間の作った新生物だ。というほどのことではなく、ミライが動物好きなだけかもしれない。最初からメカミクラス扱いしたGUYSの方が間違ってたのだ。そう思えばミクラスは生まれたてなんだし、いきなりトゲトゲ怪獣が目の前にいたらびっくりするよね。ちゃんと教えてあげなきゃ戦えないよね。ね。

冒頭いきなりミクラスと5時間も戯れるGUYS。緊張感のない進行をするからつじつまあわせなストーリーが気になっちゃうんだよ。マリナが怪我しなかったら、コノミの乗る場所ないじゃん。いまどき立ち乗りってわけにも行かないしさ。
みんなで行動するのが好きだなあGUYSは。まだ単独任務するほどキャリアないし、単独行動なんて言葉はGUYSにはないのな。と思っていたら来週やります。ミライって地球人組織の人間関係潤滑油なのか?そりゃア・・・、地球に修行に来る意義もあるわ。

ミライは自分の失敗?談でコノミを慰めるのはいいが、メビウス初戦につづきミクラス初戦のせいでガレキの下敷きになったりしたら浮かばれないなあ。ま、そんなことになってたら補佐官も「記者会見いやだなあ」ではすまないだろうから、たぶん避難が済んでたのであろう、ってことにしよう。「私が責任取ります」「私が報告書書きます」でついに権限掌握。やっぱり隊長さん侮りがたし。

ミライがプールの底のメガネを拾うシーンがなぜ必要なのかよくわからん。コノミのスカートの中も見えなかった。来週から心を入れ替えてミニスカートにしようよ(笑)。しょうがないからミライがセミヌードぐらいサービスしなよ。と。背中にミミズバレ、太ももに刺傷なんか残ってたらどうしよう!痛いよ!じゃなくて、ばれちゃうよ!と思うのは視聴者だけで、「変身」などという概念すらない世界なのである。そりゃあ同じ場所を同じ負傷してたとしても、物語世界の中の人はウルトラマンと人間が同一人物なんて思いつかないよね。イデ隊員はよほど勘がいいか、もしかしたら妄想癖があったのか。そのうちテッペイあたりが、「ウルトラマンが実は人間だったという事例が過去にあります」とか言うのかなあ、楽しみ!

しかしプールの中でじゅわ、に何の意味があるのだ。ますますわからんぞ。でも、めがねのつるが目に入っちゃう描写はよーわかる。うんうん、やっちゃうんだよそれ。
また何か隠したそうな隊長さん。そういえばミライと隊長の笑いかたって共通点があるぞ。余裕の笑みというか、ツマランことで悩む人間を見下してないか?(すみません、昨今精神的にカラータイマー点滅中なんです私・・・。)

ミクラス力持ち!どう見たってメビウスより力が強いのがいいねー。いきなりケルビムの尻尾もって振り回すし。ミクラスとコノミの一件が決着するまで変身しないメビウスって…。4話目にして余裕でてきたなこいつ。
あ、せっかくだからメテオール使うときは画面の下にデジタル時計表示したらどうかな。一分間ガチンコ勝負です。ってことでさ。
あ、ミクラスの背中にコノミちゃん縛り付けといたらどうかな。そしたらミクラスはぜったい敵に背中見せないよ(鬼畜)。

謎の萌子さんはだんだんベロが長くなるような気がするな。そのうち二股になって、そのうちとげでも生えてくると面白いのにな。

実は映画の前売券特典マグカップが激ほしくなってしまった。
ヒビノミライです。にこにこしすぎて笑顔引きつってますよ。


★いつもTBくださる皆様ありがとうございます。
来週のメビウス感想文お休みします。
たぶん再来週2話ぶんUPしますので、その節はよろしくおねがいします。m(_ _)m

65%は毒電波で出来ています。

ダーウの65%は毒電波で出来ています。
(実際に「成分分析」したのは本名のほう)
<気に入った(笑)。毒電波発信中。

ちなみにウルトラセブンと2%成分が共通です。
その成分は濃硫酸です。
<だからなんなのよ(笑)

榊えいりさんからネタちょうだいしました。感謝です(笑)

【ウルトラマンメビウス】ひとつきりの命

ウルトラマンって生物だったんですか、って、ウルトラマンって無機物だったんですかっ!?
てゆうか兄弟全員ざっくりまとめて扱うんですかっ!?

いきなりバードン出現。いきなりメビウス出現。いきなり毒攻め。あっさり消滅。ミライくん負傷。テンポのいい奴ら(違)。
ウルトラマンって危機的状況になって初めて出てくるものと、思い込んでるということは、とりあえず昭和シリーズではおおむねそうだったということで、いかにウルトラマンが定型を守ってきたかに驚きます。さすが40周年。形を踏襲して新しい意味を付加する、なかなか興味深い展開をします。

バードンが海上に去るとさっさと寝にいくクルーガイズ。あっさりしてるなあ隊長。というかしっかりしてるなあGUYSの組織。と思っていたら、帰ってきやがりました、くされ怪鳥(笑)。行ったりきたり忙しい奴。水しぶき上げて山に激突がカワイイから歓迎。GUYSオーシャンに追い返されたのでは。抗議してください補佐官。そうゆうのならできるでしょ?

「僕はひとりではない」クルーガイズを心の支えに変身するウルトラマン。歴代ウルトラマンたちがいかに孤独であったかに驚きます。もちろん、それだけ強かったということ、だからこそ怪獣に負けたときは衝撃だったのですが…。メビウス負けても全然へー気。頼りねえ奴呼ばわり。初めて頼りにしてもらったってのになんてこと言うんだ、地球人。されても平気なメビウス。お礼言ってるよ。実は大物?プラス思考?やっぱし仲間ですか。協力ですか。ヒーローとは孤独なものだった時代は終わったのですね。たぶんもうずいぶん以前に。

時間に関係なくいきなり点滅するカラータイマー。そうゆう理由でついてたんですか?全然気がついてなかった薄情ものたち。気がついてても怪獣に歯が立たないのではどうしようもないが…。その辺GUYSの兵器は強いな。ウルトラマンの体の状態…って、そんなナマナマしい表現。と思うってことはやっぱり無機物扱いしてたのかも。

本人発言の多いメビウス。たぶんごまかすのも定型踏襲。名前も決まりました。そりゃあ本名言っとかないとねえ、キャベツと呼んでもバラはバラとはなかなか割り切れませんからねえ、ウルトラマンキャベツ。やだよ…。そのうち正体かくす意味も解明してね、テッペイ。なんかもうカミングアウトしても全然平気なような気がする。あの笑顔で「ぼくウルトラマンなんです」とかいわれたら「あっそうですか、どうぞよろしく」とか言っちゃいそう。

毎回時間切れしてたらそのうち飽きるで、と思ったらメテオール技術に新技でました。便利グッズみたい。カートリッジキャプチャーキューブ、覚えられません。来週も出ます。いきなりメビウスとツーショットのミクラス。コノミちゃんとあまり仲良くすると妬いちゃうぞ。
しかしねえ、ジーアイジーはちと語呂が悪いのではないかのう、新語に弱い年齢に差し掛かりつつある筆者なのであった。ええ歳してミクラスに妬くな。

ウルトラセブンのお姉さん。

ウルトラ兄弟の設定をよく知らなかったので、
ちまちま調べていて驚いた。。

ウルトラセブンってお姉さんいるんですか!?ええっ!!!
ウルトラセブンのお姉さん…なんて素敵な…。

ウルトラセブンに出てくるお姉さんといえば、
やさしくてきれいなお姉さんばかり。
きっとセブンのお姉さんもやさしくてきれいなんだろうなあ…。
セブンの目をしてるんだろうか。
セブンと似たような模様なんだろうか。
胸もついてるんだろうか…。

…。

絶対、金輪際、映像に出てきてほしくないっ!
お下げ方向の頭飾りつけて出てきたりしたら、舌噛んで死にたくなっちゃうよ!
ああ、想像してたら頭変になりそう。
<すでに変ですから。

ウルトラセブンのお姉さん…いいなぁ…。


関係ないけどわたしは兄弟構成的には弟の姉。
ウチの弟ぜんぜん電話して来ないけど、苦労してたりせえへんやろうな。
がさつでオタクな姉でごめんな。
わたし謝らなきゃいけないことがいっぱいあるよ…。

【ウルトラマンメビウス】俺たちの翼

燃えていいのか笑っていいのか。戦うより友達作るほうが得意そうなウルトラマンメビウス。

いきなり隊員集め。当然のお断り攻撃にもめげず、これはしかたないひとりづつ攻略かと思ってみていたら、全員集合。ペンキ塗りを口実に集めておいて一気に乗せる乗せる。アイハラとミライも初回の緊張感はどこへやら、反目することもなく図らずも連係プレー、息が合ってますね、もう相棒状態。筆者も塗り絵は得意です。仲間に入れてほしいです。

ところでミライがサコミズ隊長にどう入隊をアピールしたのかは出てこなかったが、GUYSの適性検査は受けたらしい。検査に一般常識はないのな。GUYSの適性はノリのいいこと。下手に人間関係でもめては先人の轍を踏むからな。好きにやらせて要所だけ押さえる隊長さん、それだけ笑顔で責任取るからにはよほど彼らを信頼する裏づけがあるのであろう。一見昼行灯風隊長さん侮りがたし。

さて、先週の心配をよそにグドンは大迫力だった!なんでグドンが現れるのかの説明は、謎の女性がらみとしか出てこないが、彼女きっとメビウスをムチでぶってみたかったのだろう。来週もがんばれよ。ご要望にこたえて?出現いきなりばしばしぶたれてしまうメビウス。あんた出る方向まちがえたんちゃうの。背中向けて出てどうするの。いやいや、アイハラと視線を交わす超どアップ出現の萌えシーンは、「君がへたくそって言ったから今度はちゃんと考えてるよ!」そう伝えたかったんだから、ちょっと背中が痛かったぐらいどうってことないさ!やっぱり戦うより先輩に気を使うの優先な。もしかしてグドン爆発も死体処理に気を使ったメビウスの仕業か(違)。

超大ジャイアントスイング、ガンフェニックスのマニューバモード、ライトセーバー(違)剣劇風立ち回りと畳み掛けるような格闘シーン、CG全開。ウルトラマンも進化したんだなあ。おたおたしつつもかっこいいメビウス。許可制1分しか使用できないメテオール技術は、制御しきれず暴走を恐れての制限と思えば、暴走したらどうなるんだろうなどとあらぬ期待をしてしまうのであるが、そういう話にはなりそうにないからなあ。ま、気が向いたら彩りにどうぞ。って、時間制限さえなけりゃ怪獣だって倒せるのによ。科学班?がんばれよ。

のりのいい人間関係にちょっと面食らう展開であった。「地球は我々人類、自らの手で」も何を言い出すかと構えたがウルトラホークの模型のようなものだと思えばいいのかもしれない。出撃シーンのBGM「ワンダバ」が2フレーズのつかみ以降は今風の曲になるように、メビウスは昔の逸話は引用しても意味性は引きずらない現代の新しいウルトラマンなのであろう。

☆パソコン壊れまして(てか、壊してしまいまして)代替機で書くのしんどい。てか、塗り絵ができない・・・(泣)。

「空の大怪獣ラドン」

「形態学的怪獣論」のなかに、またもや本の主旨からすると枝葉の部分ではあるがこういう意味のくだりがある。
ジェット機の轟音を聞くとラドンが飛ぶ音ではないかと思って振り返ってしまう。もうラドンが再び現れることはないのだとわかっていても。
わたしはこの部分を読んで涙し、「ラドン」を見ることにした。(笑)

「ラドン」はたしかTVで見たが覚えているシーンは2つきりだった。町に降り立ったラドンの羽ばたく風圧でビルが崩れ落ちるシーンと、仲間を庇って溶岩流の火の中に落ちる悲劇的なラストシーンである。
それで、ジェット機の轟音にラドンを探してしまうのは、この悲劇的な最後を悼むかなり感傷的な感覚なのだと思っていた。
でもそうじゃなかった!
空を飛ぶラドンは無類にかっこいい。晴れやかに力強くかっこいいのだ!

すれちがうだけでジェット機を落とし、飛び過ぎるだけで橋を落とし、飛行機雲を引いて東アジアの空を縦横に飛び回るラドンはぞくぞくするほどかっこいい。そのラドンが、最終兵器などの登場を待たず、自衛隊?の戦闘機の攻撃で速力を失い、最後には阿蘇の火口に隠れたところをこれまた自衛隊の爆撃(に誘発された噴火)で命を落とすというのは私にはいまいち納得できない展開なのだが、ジェット戦闘機自体が科学の粋を集めた最新兵器で、飛行機の大好きな男の子たちにはこれまたすかっとカッコイイの一言だったのだろう。(ジェット戦闘機と競うためにラドンが現れたのかもしれない。)坑道に潜み人間を襲うメガヌロンと群衆の泥臭い格闘の前半も、後半のラドンの鮮やかな登場との対比でなかなか渋いのであった。

佐原健二演じる主人公は、メガヌロンを追って先頭切って走ってるかと思えば、記憶喪失どころか廃人状態に陥り、快復するとまた(もうあまり関係ないと思うのに)ラドン対策本部に陣取るどことなく萌えキャラ?で、これまた無闇にカッコイイのであった。「ゴジラ」で若いときの宝田明がすかっと男前なのにも驚いたが、若いときの佐原健二が後年のクールさとは違ってまたえらくかわいいのも驚いた。髪型ちょっとへんだけどね(笑)。

彼が記憶喪失になるほどのショックを受けた光景、地下洞窟で卵からふ化しメガヌロンを餌にするラドンが、恐ろしいとか不気味とか言うよりは愛らしいのはご愛敬だが、たぶん彼は恐怖のためと言うよりはラドンのもつ巨大な力に感応して正気を保てなくなったのだろう。

ラストシーンのラドンが悲しいのは、とつぜん同胞愛を発揮したラドンを哀れというのでなく、何より速くてあんなにかっこよかった「空の大怪獣」ラドンがあっさりと死んでしまう事へのある種あっけないような驚きから生じる悲しさなのだと思う。

気がつけばもうながいこと空を見上げていないような気がした。そんなわけで花曇の空を飛行機雲でも横切らないかと見上げる今日この頃なのだ。

「ゴジラ」

芹沢博士萌え。と思って読んでいただくほうがよいかもしれません。(笑)

「ゴジラが来る夜に」を読んで、最初の「ゴジラ」を見たくなった。見るだけで何か書くつもりはなかった。何の思い入れもない一見のわたしなぞが「ゴジラ」について何か書くなんて、僭越に思えたのだ。僭越だと思いながら書いている。もしゴジラファンの方がごらんになるのであれば、外野のわかってない感想と思って大目に見て頂きたい。

いわば「ゴジラが来る夜に」の内容を確認するために「ゴジラ」を見た私は、とある一節について「本編を見ても私はそうは思わない」と思った。「ゴジラが来る夜に」「ゴジラの謎ー怪獣神話と日本人ー」の内容にはおおむねなるほどと思っている。知らないから判断できない部分も多いが。今から書くことは、これらの本をきっかけに思いついただけで、反論ではない。これは「論」とはレベルの違うただの感想であること、一部分だけを取り上げて揚げ足を取る意図でないことはお断りしておきたい。<前置きが長えんだよ。

さて、私がきっかけにした「ゴジラが来る夜に」のある一節とは、オキシジェンデストロイヤーを発明しゴジラを倒す、芹沢博士についてのくだりである。
「悪魔の兵器を手にした芹沢と「原水爆そのもの」としての性格を有するゴジラは、ひとつのものといってよい」
「芹沢博士は、現実のすべての華やかさ、強さ、明るさといったものからかぎりなく遠い場所にいる」
「ゴジラと同じ闇をせおう芹沢だけが、ゴジラを闇の世界に引き戻し、封じ込めることができたのである。」

読んで私は「なるほどね」と思った。そして「ゴジラ」を見て、芹沢博士は「闇」に属する人だと言って良いものだろうか、と思った。私はこの人は「まっとうな」「まっすぐな」人であると思う。「闇」はいろいろな意味を含む言葉で「暗い」「悪い」という意味で使われているのではない。それに、ゴジラを軸にした現代批評に対して「芹沢博士ってそんな人じゃないよ」という身びいき発言でまぜかえすのもどうかと思う。そこでそれらしく体裁を整えれば以下のようになる。
「ゴジラが来る夜に」にはいろいろな主張がでてくるが、そのなかに荒っぽくまとめれば「ゴジラは「人間が変わること」を迫る怪獣である」ということがある。そして、私はゴジラも芹沢も人間に変化を迫ると言う点で同類なのだと思う。しかし、「ゴジラと芹沢博士は同じことを主張する」にもかかわらず「ゴジラと芹沢博士は正反対の性格でもってそう主張する」と思う。

本編中の芹沢博士はたしかに「暗い」。初登場シーンなんかむちゃくちゃ怪しい風体だし、2回目の登場(恵美子が新聞記者を伴って訪れる場面)でも「あなたを信用するから見せるのだ」などと言を労して、しっかりした女性のはずの恵美子が悲鳴を上げて実験室を逃げ出すような内容の研究を見せつける、見ようによっては悪趣味な行為だ。黒い眼帯でも隠し切れない傷跡のある顔貌や、白衣の前を無造作にはだけいつも前かがみの姿勢のため、白い半袖開襟シャツの偉丈夫尾形との対比でどうしたって暗い奴に見えてしまう。しかしこれは、オキシジェンデストロイヤーの使用を承諾する時の芹沢の決意を際だたせるための、いわば観客の「この人は得体の知れない人」という予測を「じつはよい人だったのだ」と裏切るための演出ではないのだろうか。だとしたら私はまんまとこの演出に乗せられたわけではあるが。

揚げ足を取るようで申し訳ないが、芹沢博士は「人間を信用していない(恵美子も含めて)」というのは本当だろうか。彼は言葉どおり恵美子を信用したから「命がけの研究」を見せたのではないか。そして恵美子は芹沢の信用に足る女性なのだ。彼女はゴジラに襲われた人々の惨状を見るに見かねて芹沢の秘密を尾形に話してしまう。芹沢の研究を兵器に使用するよう説得するために。そのとき芹沢は裏切られたと思っただろうか。
思わなかったと私は思う。彼は「人間は弱い」というが、弱いことを責めようとは思っていない。恵美子がオキシジェンデストロイヤーをゴジラを倒すために使ってくれと説得にやってくるのは、芹沢にとって当然のことなのだ。言ってしまえば彼は、だれかが、自分の信用している誰かが自分を説得にやってくることを望んでいたのだ。彼が自分の研究が兵器として使用されることを恐れ、隠そうとするのはなぜか。その彼が傷つき逃げ惑う人々を助けられるとわかっていてなお隠し続けられるものだろうか。もし隠し続けたとしたらそれこそ彼は一生心の傷を負い続けることになるのではないか。

戦争によって傷つき、人との交わりを避けるようになったというがそうだろうか。彼は昔から超然と自分の研究に没頭する人ではなかったのか。少壮の天才科学者、将来を嘱望される美貌の青年に擦り寄っていたのはまわりの人たちだったのではないか。彼が今も昔も自分であり続けたが、無残な戦争の傷を見たくない人々が彼を避けるようになっただけの話ではないのか。恵美子にしたところでいまでも芹沢を兄のように慕っていると言明している。もし、芹沢の方が恵美子に好意を寄せていたら、恵美子はそれにこたえたのではないか。芹沢博士は孤独を好む人かもしれない。だが孤独であるからこそここまで考え抜くことができたのではないか。ひとと交わらないことがすなわち心に「闇」を飼うことの証だろうか。それはちがうと私は思う。

ゴジラを殺すことに反対する山根博士についても、娘の恵美子の言葉では「動物学者だからゴジラをむやみに殺したくない」となっているがそれだけだろうか。ゴジラ出現のニュースを聞いて外国から駆けつけてくるのは、ゴジラを退治するための援軍でも、災害救助隊でもない、調査団である。水爆実験を生き延びたゴジラの生命力を研究することはすなわち核の恐怖の時代を人間が生き抜く決め手になるかもしれないのだ。核戦争を勝ち残るのはだれか。強力な核兵器を持つものではなく、放射能汚染を生き延びられるものかもしれない。だが、日本政府は調査どころか、水爆怪獣が国際問題になる前に抹殺することだけを急いでいる。山根博士がゴジラを殺さず研究することを主張するのは、もし核と共存して生きることを真剣に考えるならば、人間もまた変容する覚悟がいるのだと考えているからではないだろうか。だが山根博士も愛する恵美子や尾形に向かって、核戦争に生き延びるためには人間もゴジラのように変化しなければならないかもしれない、などという残酷なことは言えない。だから彼はひとり闇の中でなければ突き詰めて考えることができないのである。

芹沢博士がゴジラを倒すことと引き換えに自分の命を絶ってしまうことを、私は悲しいと思う。なんとかして芹沢博士に生き続けて欲しいと思ったし、清濁併せ呑むことができるのが健康な精神であまりにも潔癖なのは病的だとか、「現実的な」「次善の」選択をすることも必要だとか、とにかく生き続けてあとのことはそのとき考えればいいとかいう考え方で芹沢博士を思いとどまらせることができるだろうかなどと考えた。でも、彼は死ぬことによって兵器開発にかかわるすべてのひとに、すべての科学者に問いかけているのではないか。「あなた方は最善を考えて選んだのだろう。でもその選択は本当に命がけで考えた結論なのかもういちど考えて欲しい」と。彼は人間の弱さをも愛しているが、その弱さに屈するだけが人間でないことを身をもって示したのだ。

ゴジラの生き続ける世界は、人間が核のある世界に順応して変化する世界である。芹沢博士の生き続ける世界は、人間が大量破壊兵器を手放して変化する世界である。しかし、人々は変わろうとはしない。けが人や孤児をよそめに「商売上がったり」と陳情に訪れる人々はあすの変わらぬ生活をのみ信じている。尾形や恵美子にしてもゴジラ上陸のニュースを聞きながら、自分たちの交際を恵美子の父に認めてもらう算段をしている。水爆怪獣だなどと公言したら国際問題という国会議員も今の秩序を維持することだけを考えているのだ。人はゴジラがいなくなって自分たちの平穏な?生活が続くことをのみ望んでいるのだ。

人間を見下ろすゴジラは怖い。だが、オキシジェンデストロイヤーの泡のなかに溶けてゆくゴジラは美しい。ゴジラには人を害する意図も悪意もない。ゴジラはただ力である。だからその滅び行く様は悲しくて美しい。そのゴジラの美しさを見つめ続けられるのは芹沢博士の隻眼のほかにはない。それは彼が人間としてそこにいるからである。人間に傷つけられてもなお人間を信じること。ゴジラを滅ぼす力を持っているのに、それが人間を害することを恐れて自分も力も消し去ってしまうこと。それを強さと呼ぶかと弱さと呼ぶかは字面の問題である。結論の出ない考えや迷いや行き場のない想いを身の内に抱えつづけられる者が、大雑把にまとめてしまえば人間であることを突き詰める者だけがゴジラに向き合えるのだ。だが、ゴジラを見つめる芹沢博士の眼は、おまえもおれも人の世を変える事は到底できないのだ。と、そういっているように見える。深く考えず変わらぬ生活をのみ望む人々のために、おまえとおれは滅びるのだ、と。そういう意味でゴジラと芹沢博士は同類であり、かつ正反対であるのだ。

【ウルトラマンメビウス】運命の出会い

いまだかつてこれほどの大歓声に迎えられて登場したウルトラマンがいただろうか!
ウルトラマンメビウス堂々のプロローグ。行くぜアミーゴ!私も行くぜ!

25年目のウルトラマン出現とはっきり昭和シリーズの世界を継承しながら、ミライくん登場がすかっとさわやか!怪しくない(笑)。本人だから手続き関係すっとばして地上におりたつこの明るさ。第一声が「ありがとう」。いまだかつてこんなに明るいウルトラマンがいただろうか!

怪獣がこれまた初回を飾るにふさわしい迫力満点今風宇宙怪獣。スパッとキレる光線がスゴイ。キングギドラの光線乱射以上の一方的な地上攻撃。と感心してたら背中から機関銃みたいに火を噴きよるのは反則やで。来週のグドンはコイツに迫力負けせえへんやろうかね。心配やわ。

いやしかし、25年にわたって自分たちの手で地球を守るために継承されてきたGUYSは宇宙怪獣にぜんぜん歯が立たないのであった。宇宙ステーションVシリーズ77代目は見た目はかこいいが役立たず(笑)。チームGUYSいきなり全滅の衝撃。宇宙戦では不時着もできず(泣)。隊長さん気の毒です。怪獣にかすり傷もついてません(号泣)。

さて歓声に迎えられて登場したウルトラマンはアイハラの言うとおり「なんってへたくそな戦い方なんだ!」あんたのせいで町が壊れとるがな。かっこつけてんと決め技放たんかい。無敵のディノゾールはあっさり一発でやられてしまうのであった。でも不思議そうにカラータイマーを覗き込むメビウスはかわいい(笑)。いまだかつて初登場シーンでカワイイと思ったウルトラマンがいただろうか!ええのよ、そのうち戦い方も旨くなるわな。

なんといっても一番の萌え!は、新生GUYSのメンバーが偶然出会うシーンなのだった。うさぎちゃん救出作戦だってのがちょっと(笑)だけれども。まさに運命の出会い。個人的にはトートバッグ大事に抱えて走るクゼ萌えなのであった。そしていきなりバカヤロー呼ばわりされたメビウスとアイハラの今後も気になるのであった。ウルトラマン本人とGUYSのメンバーが職務上じゃなくて個人的なつながり、それも知り合いだったとかいうんじゃない「運命の出会い」をしたというのがよかった。人助けに走る人がウルトラマンになるというのじゃなく、みんなで走っちゃったところがね。そういう意味でクゼさん応援なのです。一人では走り出せなくてもきっかけがあれば行動する人はほかにもいると思う。そういう人たちも地球を守れるんだって思えたらね。今後の展開に期待します。

来週はミライがどうやって新隊長に取り入った、もとい売り込んだ、いやいや、なぜいきなりGUYSに入れたかの説明は出てくるのだろうか?メビウスのほんとの必殺技はあの笑顔なのかもしれん(笑)。

ウルトラマンの女の子。

3月4月仕事が忙しくて考えがまとまらないのですが、ウルトラマンメビウス始まったらこんなことたぶん書けないので。女性のウルトラマン(すでに意味不明)について。

いまのうちに書いてしまいますが、わたしは「ウルトラの母」が好きでない。
子供のころ「ウルトラマンて全部兄弟なの!?うひゃー!もしかしてセブンは父親が違うんでないの?」とびっくりしたときのショックが残ってるのかもしれないが、子供を生んだ母でない宇宙警備隊的母はもっと理解しがたいのもあり。(というか理解したくないだけかもしれないが。)
本当のことを言うと、あのデザインを、あの頭飾りを、「かっこわるい」と思ったのですよ。お下げ髪にしか見えんかった。見慣れたからもういいけど。うろおぼえで言うのもなんですが、女性のウルトラマンっていまいちかっこよくない印象が。そういう宇宙人なんだからいいようなもんの、女である自分がもしウルトラマンになれたとしても変身したらああゆう姿になるのかと思うといまいち萎えるものが・・・。<大きな勘違い。ごめんなさいウルトラの母。ここで笑わんと笑う所ないで~。

というわけで、ウルトラマンメビウスに限らず将来もしありうるなら、「かっこいい女の子のウルトラマン」がでてきて欲しいなと、いちおう書いておこうかなと。女の子的意匠よりカッコイイ的意匠を優先できないかなと。
ま、メビウスでわたしのウルトラの母の印象がよくなるならそれはそれでありがたいことです。

以下は妄想なので読み流していただきたいが、実はわたしはゼノンが女の子にみえて仕方ない。マックスががっちり体型で男の子っぽい容姿で、力技得意?なのに対し、ゼノンはツノが2本の細面で、長身細身の流麗な印象なので、マックスとツーショットになると容姿の違いが男女差に見える。というよりこの2人が視線を交わすと秘密の会話をしているような感じがするのがいちばんの理由かと思うが、目で語るというかね(笑)。セブンの目とマンの目って異質なんで語るものがあるんだなあ(笑)。マンの目同士がみつめあっても同質な感じがして同志の会話になるよな気がするのとちょと違って。
それはとにかく、女性のウルトラマンは女の子的ヘアスタイル意匠や胸をつければいいというのじゃなくて、ほかになんか方法がないのかなあと思うときに、マックスとゼノンって結構男女に見えるよ、と、わたしは思うのですけれどね。ま、わたしが思うだけだから説得力ないですけどね。華奢で優雅で流麗なウルトラマン。邪道ですかね。

宇宙人で地球を守るためにやってくる個人のウルトラマンに男女は関係なく、むしろ「女のウルトラマン」自体余計な概念であると思いますが、ウルトラマンたちにも家族や日常生活があるのだとか言い出したときに、戦う男性的ウルトラマンばかりで構成された物語世界はなんとなく気味が悪いような気もします。母なんか出るから余計なことを考えてしまうんだ。ウルトラ世界の軍隊物語のようなものと思ってみれば男ばっかでも全然かまやしないのに。
メビウスがどんな話になるか、ウルトラ兄弟をなつかしく見る立場としてはよいですが、そこからどんな未来につながるのかには多少不安があります。ま、このような瑣末事にこだわって楽しく見ないのでは損ですから。このへんで。

ウルトラマンと女の子。

3月4月仕事が忙しくて考えがまとまらないのですが、ウルトラマンメビウス始まったらたぶんもう書けないので。ウルトラマンマックス「つかみとれ未来!」感想番外編。

ミズキとカイトが夫婦飛行でマックスを助けるんだったらもっと良かったのに。

わたしの知る限りウルトラマンシリーズの女性は、飾り物とか彩りとかいう印象もないですし、おおむね男女差がなく活躍していると思います。女性も「地球を守る組織」の構成員である以上職務上の役割を全うしなければならず、民間人なら民間人という役割で描かれるので性差があまり問題にならないのもあり。ウルトラマンの活躍に比べて人間の男性がどうしても活躍できないというか狂言回しになってしまう分、狂言回しにしにくい女性が地道にがんばってて得をするという部分もあり。わたし自身とくに男女の描かれ方の差を深く考えたわけではなく、単なる思いつきなのですけれどね。
なによりミズキはエースパイロットで、その上に描かれるカイトとの恋だから、きれいで強くて才能のある女の子は忙しいなあとか、ミズキさんステキだなあとか思ってたしね。

マックスがミズキを抱いて飛ぶシーンの感想に「ミズキを抱けてマックスは役得だ」と書いたけれども、とてもいいシーンだと思った。ウルトラマンに抱いて運んでもらうヒロインはミズキがはじめてとどなたかが書いておられて(すみません、どなたか、なんて)いまだにそうだったのだなあとある種感慨深かった。わたしはウルトラセブンを再見して永遠のヒロイン、アンヌさんはウルトラセブンに運んでもらうどころか身体的接触をしたことさえないのだという事実がかなり意外だったのです。アンヌさんの場合おおむね片思いなので物語的必然性はまったくないとわかっていながら、ウルトラセブンの場合地球人類全員が守ってもらってる立場なので、よしんばそういうシーンがあったとしてもそれは「大事な女性を助ける」と言うよりは、「人間を助ける」「仲間を助ける」文脈なんだろうと思いつつですね。
そういう意味で、ミズキとマックスが(人間とウルトラマンが)一個人同士として対峙したことはそれだけで画期的なことだった。でも人間とは欲の深いもので、感動すればしたでそれ以上を求めてしまうものです。

カイトが主役なんだけれども、こんなことよりもっと大事ないいたいことがあるのだと思うけれども、結局オペレーションマックスの間ミズキが祈るしかないというのはちょっと悲しかった。そのまえのマックスとの飛行シーンがよかっただけにやっぱり最後はここにおちつくのかという感じがした。男は戦う、女は見守る。
フィナーレでミズキが「わたしはずっとマックスに守られていた」というのなら最後にミズキがマックスを助けてほしかった。マックスの力を借りたカイトの意識がミズキを守っていたのなら最後にミズキがカイトを助けてほしかった。
あるいは、カイトとミズキがマックスを助けてほしかった。カイトにマックスの力はもうないのだ。最後の戦いの後カイトにあるのは自分とミズキの二人の力をあわせることではないのだろうか。カイトはその後も「オレだってマックスだ」という思いでミズキを「守り」続けたのだろうか。老夫婦になった二人は助け合って生きてきたようにわたしには見えるから、あえて絵にする必要はないのかもしれませんが。

カイトとマックスの関係がいまいちクリアでないので、ウルトラマン-人間の関係と、マックス-カイト-ミズキの関係が錯綜してしまい話が混乱するので、そんなことを明確にしたいために労力を使うのはおろかなことかもしれません。

敬礼!(*^-^)ゞ

ホームページのイラスト更新しました。
お題は「敬礼!」です。男前に描けたので、代表をアマギさんにします。(*^.^*)
今回調べて知りましたが「敬礼」には、挙手の敬礼、礼をする敬礼、姿勢を正す敬礼 等いろいろあるようです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%AC%E7%A4%BC

キリヤマ隊長が参謀の前などでかかとを合わせてピッと背筋をのばす場面は記憶にありますが、絵にしても何をしているかよくわからないので、挙手の敬礼だけにしました。それで、敬礼だか挨拶だか合図だかよくわからないのも混じっていますがご了承下さい。
番外編もあります。(笑)
お題を頂戴しましたタイガーさんに感謝です。

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