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【ウルトラマンマックス】「遥かなる友人」

最初見たとき、いい話なんだけど、全然はいりこめない、感想書くのパスしようかと思ったぐらいでした。正直一言で言うと「くっさ~」って感じしました。

くさい、っていうのは、表現されている意味と表現に対する好悪のギャップですね。
でもね、思い直したんです。この話の価値は、私がノレないってところにあるんです。
だって、わたしは宇宙人は侵略者だと思っているし、
そうでなければ、人間に理解できない世界を具現しているものだと思っているから
怖いとか不気味とかでなくてもせめて神秘性はあってほしいとか思ってしまうんですね。
だから、キーフのロボットみたいな宇宙人らしくない(?)風貌になじめなくて、
たとえばキーフがケムール人みたいな姿をしていてなおかつ、駆が「君がどんな姿をしていても僕は友達だ」と言ったら私も入り込めるかもとか思ったりしました。
(すみません、ウルトラQにもウルトラマンマックスにも失礼なことを書きました。この一週間ウルトラマンとウルトラQを毎日見てたので感覚が戻ってこれないだけなんです。)
でもそれって要するにいままでの文脈で宇宙人を定義してるってことですよね。

でも、この話のキーフは、地球の生命の豊穣に「憧れる」ことを理由に
自分が宇宙人と地球人の未来のために捨石になってもいいと思える豊かな感受性をもっていて、境遇や、力の強いか弱いかにかかわらずプライドを持ち続けることができる。ある意味人間より人間的な、いやらしい言い方をすれば人間が忘れてしまいつつある理想を保っている。
なおかつ、人間(宇宙人も含めて)は思い込みや仕方がなく正しくないことをすることもあるけど、自分はそのことを理解していて従うけど、正しいことを言い続ければかならず理解される日が来ると信じている宇宙人なんですね。
これは私にとっては、初めて出会う宇宙人なんです。
ウルトラマンですら普段は宇宙人であることを隠しているのです。ちょっと意味合いは違うが。そういう意味で、私にとってノレないから切り捨てていい話ではないんです。

そう考えてみると、人間らしいということばではくくれない異文化性もかれはちゃんと保っていて、駆や子供たちと仲良くしたり、河相我聞さんが演じるもので、理想主義?は若さとか一途さかなとつい思いますが、故郷の星の滅亡を経験したとか、一人で宇宙をさまよっていたとか、たぶん宇宙人だから寿命が長いんだろうなとか(やっぱり従来の宇宙人感)、そういう事情を考えると、そういう考え方をもち続けてこられたのはすごいなと。
DASHのメンバーがそろって宇宙人に肩入れするのがなんだか面白かったけど、
相手の志の高さってのはなんとなくわかるんでしょうかね。
それで、「憧れ」という言葉を最後にマックス/カイトが翻訳したのは良かったと思います。たぶん、キーフの語る彼の母語には、にわかに日本語には訳せない豊かな意味があるのでしょう。
そして日本語にも豊かな意味があるはずなのですが。
そして地球は宇宙では稀有な豊穣の惑星らしいのですが(笑

それで、駆ばかりじゃなく群衆の中の少女がキーフの名前を呼んだのは良かったと思います。たぶん少女は大人になっても宇宙人を悪い奴らばかりだとは決して思わないだろうから。
ま、なかにはゴドレイ星人みたいな極悪非道というより、わけわからん奴もいますが(笑
こんなのを人と呼んでいいのかと思いますが。お前は地球に何しに来たんだ。しかし強い。
宇宙は広いってとこですかね。

この際どっちでもいいことですが、マックス/カイトは混じっちゃって一人の人格になってるんでしょうかね。最終回もしマックスがM78星雲へ帰ることになったら、カイトが「おれも一緒に行く」とか言いだしゃしないかと私心配してたんですが、もう分離不可能。たぶんそういう結末ではないのでしょう。
今回見て、これからもわたしの知らない話があるといいなとちょっと思いました次第です。

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コメント

ちわ~。今度はダーウさんが難しく考えられたようですね。
私は素直に受け入れられました。
と言うより深く考えてないと言うのが正直なところでしょうか。(笑)
この物語は仰るとおり‘知らない話‘でした。
本当の意味でのマックス代表作って事になりそうですね。
そう考えると大筋がまとまっていたので深く考えませんでした。(笑)
終わった後に今の子供たちの心の中に何か残るような作品ではなかったでしょうか?
‘何か‘を近い将来、もう一度見たときに彼らはそれをつき止めるんでしょうね、セブンみたいに・・・。

コメントありがとうございます。
難しく考えたと言うより、ヘンなこと考えちゃったんです~。良い話だと思うんですが。

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